高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

中国自然学校設立支援

2014-06-21 06:58:05 | いろいろシゴト

NPO日本エコツーリズムセンター、NGO日中市民ネットワーク(CSネット)がJICAからの助成を受けて推進している、中国草の根市民活動支援「中国各地の自然学校設立支援プロジェクト」のその後の経過報告です。

(上海のネットワーク会議で中国全土から集まった自然学校ネットワーキングワークショップに集まった人たち。20代30代が圧倒的に多い 2013.11)

中国国内各地での自然学校のネットワーキングは、CSネットのコーディネイトで進んでいます。 社会活動の監視の中でインターネットの中国版SNSを駆使して、自然体験型環境教育に関心を持つ個人、研究者、草の根NGOの連携は驚くべき速さです。私達、日本人協力者(日本各地の自然学校経営者)の仕事は、日本でどのように自然学校が形成されてきたか、そしてどのように運営されているかを伝えるテキストとプログラムデザインに関わるテキストの2冊を作ることにあります。すでに原稿は提出し、現在中国語に翻訳中です。

一方、日本の自然学校で実地研修も開始し、昨年度は3名がホールアース自然学校、KEEP協会、くりこま高原自然学校などで3週間の研修をしました。本年度は、9月末から黒松内ぶなの森自然学校でも2から3名を3週間の受け入れ予定しています。 2週間は自然学校にて、1週間は道内各地の施設を視察旅行をする予定です。

中国と日本は外交的、領土問題においてギクシャクしています。また、中国に対してあまりいい印象を持たない日本人も増えているようです。中国を語る時には、その政治体制や社会背景も見ないと、ある一面(共産党中央集権、限りなく見える領土拡大政策と実行など)からのステレオタイプな中国観となってしまいます。

中国人民は独立を臨んでいる民族も含めて、13億人とも14億人とも言われています。1億人を越える超大金持ちと、同じくたぶん億の単位のすでに日本人と変わらぬ収入を持つ人々と、さらに数億人以上の日本の社会的弱者と呼ばれる人々、貧困層がいます。労働に対する考え方も、かつての日本で言われていた3K(きつい、きたない、きけん)仕事とホワイトカラーの仕事の分け隔て観を持つ人々も根強くいるようです。

国家が情報コントロールをする監視社会において、国民の情報格差はもちろん大きく、インターネットは国際的環境にはありませんが、国内的にはすでに中国版facebook, twitterもあり世界仕様になっています。情報共有の速さは監視はあると言えども、かつての中国では想像できない位に広がっています。

それゆえに、日本と同様にさまざまな社会問題は顕在化する中で、政府系NPOだけでは課題解決はほど遠く、非政府系の草の根市民活動が台頭しています。経済的に恵まれた中間層は、どんどんと海外へ旅や視察ができるようになっています。自分の目と耳で中国以外の社会を知ることができます。そして、様々な分野の社会的事業のノウハウを取り入れようとしています。

このプロジェクトも自然・環境系の草の根市民活動の支援にあたります。

(上海郊外のオーガニックカフェで開催された、半農半Xを提唱する塩見さんの中国翻訳本の出版記念講演会に集まった若い人たち 2013.11)

ップ画面は、上海郊外で有機農法に取り組む草の根NGOへの視察。 過疎化が進み高齢者が多い田舎での活動です。

下記は、昨年のブログ,です。 

 
中国の市民活動と自然学校設立プロジェクト

 昨年11月に中国の成都と北京で開催された初の自然教育の全国フォーラムに参加したことを契機に、中国に自然学校を作る支援プロジェクトに参画しています。 日本における中国社会の報道は...
 

 

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まだ捨てたもんじゃない

2014-06-21 05:35:07 | コラム風味

おはようございます。

 黒松内岳登山は、脚にこたえました。何年ぶり、いや会社を辞めて山岳ガイドを始めた22、3年前ぶり位の筋肉痛となりました。同じ姿勢で座っていると立ち上がるのが「よっこらしょ」ではなくて、「痛てて!」と声をあげ、身体が使いもんにならない一日となり、わずか30mほど離れた事務所に行くのも億劫で、休息日としました。筋肉の衰えを実感せざるを得ませんでした。

 でも、まだ捨てたもんじゃありません。

山岳ガイドをやっていたアラフォー(40前後)の頃に、当時今の私くらいのお客様から、「筋肉痛は若い時は翌日だったけれど、今は日をおいて起きる」とよく聞かされていました。 ということは、翌日に痛くなった私の筋肉はまだまだ鍛えがえがあるようです。 「超回復」だったかな・・。 筋肉痛は筋肉の筋原繊維?が破断して起こるのですが、身体は自己治癒します。そして、その再生は筋肉を強化するのです。 つまり、鍛えると強くなる。これがウエイトトレーニングで筋肉に負荷をかける理屈です。

 黒松内岳は、2時間弱で登れる山なのですが、登山口から1時間は急登が続きます。ビルや駅の階段は平らな段差が続きますが、登山は斜面や不安定な岩の上に足を置くので、筋肉の使われ方が多少違います。アキレス腱を延ばし、斜め下から斜め上へ身体を持ち上げます。街中の階段よりも大腿四頭筋に負荷がじんわり長くかかります。普段と違う歩き方なのです。

 一昨年の夏に患った脱出性ヘルニアは年をあけるまで痛みが収まらず、森歩き程度のガイド仕事も「もうできない・・・」と悲観したこともありました。それもなんとか回復して次の夏であった昨年は山らしい山はニセコアンヌプリしか登りませんでしたが、まだ、捨てたもんじゃあなさそうです。

 問題は、「腰」です。 

2008年の8月中旬に第一回目のぎっくり腰経験(ライフジャケットをひょいと掴んだ瞬間)、2010年7月下旬に第二回目のぎっくり腰(犬の○○コを取るために小さなスコップを手にした瞬間)、2012年8月中旬に脱出性ヘルニア(怪我をした子どもを持ち上げ対処した後)・・・、1年おきにやってくる辛い日々・・・・。 その隔年周期の2014年の夏。 

今年は、乗り切りたいもんだ。

 

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6月20日(金)のつぶやき

2014-06-21 05:16:06 | 日記

仕事にやる気を燃やして起きた。日本選手と同じだ。しかし、君達の仕事も気になる。


そう思う。"@Lightworker19: 普通が異常。異常が普通。それが311後の日本だ。"


そう思うな。"@HandaNobuaki: 早く名前晒さないと、幹事長自身に火の粉がかかる、と幹事長が早く気付かないとなぁ。こういうのって、まさに政治センスだと思いますよ。"


最重要。ハンパない詐欺話。安倍首相 ごまかし論議/「国民の年収150万円増やす」/「国民総所得」 →すりかえ→ 「国民平均年収」 jcp.or.jp/akahata/aik13/…


集団的安全保障まで踏み込む発言が出てきた。そうか、多国籍軍参加で原油が輸入できなくなる事態を想定しての原発推進なのだな


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