見事だな。冬の終わりに知った写真です。ビニールハウスの中につる性の野菜達がぶら下がっています。これは海外の写真なので、珍しい形のものもあり、食べる商品作物というよりは「観実野菜」とでも言ってもいいかもしれません。 ビニールハウスに入る事それ自体が楽しいことになりますね。
実は試しに、この方法、つまりハウスの支柱よりに苗を植えて育てることをトマトとキュウリだけでやってみました。春先に気温が低かったせいか、まったく施肥をしないせいか、なかなか成長せずに、やっと8月半ばころよりの収穫になっている、ハウスらしからぬハウス栽培なので、収穫が終わりかけているこの時期にまだハウスの天井の真ん中くらいまでしか蔓が伸びていません。それでもキュウリはわかりやすくぶら下がっています。 トマトは茎を一本におさめずにどうしても増やしてしまうので(面倒をちゃんと見ていない)上手にぶら下がってはいません。
写真のように多種混在させるのは、技術が必要でしょう。そのノウハウを獲得するには、お天気とにらめっこしながら、気温や水に気を配り、じっくりと作物と向かい合わなければできないこと、それはわかっているのだが、なかなかできない。だから、やってみるだけの経験の毎年で、知恵とならない。家庭菜園のちょっと大きめの自家菜園なのですが、今年も7月になり本業の自然体験活動の受け入れや主催事業が目白押しとなると、すぐ裏の畑にやっぱり行けなくなってしまった。
こんなハウス風景が我がコミュニティ農園でできればいいのだが・・・。 反省だけをする最後の収穫の時期が近づいています。