5泊の年明けキャンプも明日で終了です。 今日から北海道のお天気は荒れ模様なので、特に明日、本州帰りの子どもの便が心配です。 体調不良の子が連続しました・・・。喉が痛かったり、嘔吐したり・・・。 どうも症状が違うので2種類の風邪が入っちゃったみたいです。 40度近い発熱の子もいたので病院送りして、校舎では他の子どもと接触しないように隔離・・・。せっかく来たのに残念。3日目にやっと復調。特別プログラムでスタッフのOCKと一対一で雪遊びでリカバリー中。
折しも巷ではノロウィルスが騒がれているので、キッチンスタッフは神経を使っています。手洗い、うがい、そして、しょっちゅう少しの水飲みを励行中。(ウィルスを胃に流し込んで胃酸で撃退しまうのも防御になるらしい)
ノロウィルスやO150,157などの病原菌は、日常中にどこにでもいるらしい。衛生に十分に気をつけている病院や福祉施設でも発症してしまうのだから、一般的には手に負えない。手に負えないと言ってしまえば元も子もないが・・。 いずれにしても、キッチン回りの衛生状態を保ち、手荒い・うがいの励行が必須の防御方法なのですが・・・、
総じて、人間の免疫力が衰えていることが大きな原因であると思う。高齢者施設や病院では利用者は免疫力が衰えているのだから、施設側が最善の策を講じるしかないだろうが・・・、 一般の人々は日頃からの健康管理、丈夫な身体づくりをなくしては、これらの細菌・ウィルスに打ち勝つことはできないと思うなあ。
清潔さへのこだわりも昨今は異常だと私には思える。身の回りを常に殺菌し続けている、ちょっと病気や怪我をすれば抗生物質に頼る現代人。何かを殺菌すれば、それに関係していた何かも死んでしまう・・・、生態系全体からみれば、清潔さや除菌のこだわりすぎは、生態系そのものを徐々に破壊してしまう行為でもある。 これでは、結局、回り回って人間の免疫力も低下させてしまうのではないか。
小さい頃に「泥遊び」をたくさんさせた方がいいとの報告もあります。土壌にいるさまざまな土壌菌と仲良くしておくことで、免疫力も高まるとか・・・。