2月17-18日は美瑛町白金温泉の大雪青少年交流の家を会場に自然体験活動CONEフォーラムでした。この集まりは全国各地で本年度開催されてきたもので、北海道大会でありました。NPO法人自然体験活動推進協議会は、もう20年近く前になるでしょうか・・、文部科学省がバックアップしてくれて、全国の青少年育成団体が集まり自然体験活動の指導者養成を行おうと組織化されたものです。当初は自然体験活動事業者だけでなく、青少年育成団体も数多く参加していましたが、名称とその目的性からだんだんと自然体験活動だけに特化されてきました。 思えば2回前の教育審議当審で民間社会教育事業者という言葉が行政用語として定着し、自然体験活動が青少年のココロの育成、いわれてきた「生きるチカラ」を育むのにとても有効であるという研究背景を持って、全国の指導者育成団体が相互乗り入れして指導者養成事業を始めたところから始まります。 通称CONEという指導者養成をそれぞれの団体の特徴を生かしながらも共通カリキュラム(シラバス)で実施し、全国的なネットワーキングを続けてきました。制度というものは時間がたつと廃れてきてしまいますが、このCONE制度もご多分にもれず、養成講習も減り、受講者も減って来ています。 しかし、数多くの仲間が全国にいることは事実であり、自然体験活動の推進はまだまだ途上です。
今回の集まりは、スタッフ参加者合計50名ほどで意外とこじんまりとしてしまいました。 厳寒期ということもありますが、事前の広報告知がしっかりとできていたわけではないと反省しています。 内容的にはアクティブラーニングを基調としながらも、北海道・北國らしい内容も盛り込んで、ゲストスピーカーも豪華面々でありました。 個人的な感想はもったいないくらいだったなあ。
新年度も同時期に同じ会場で実施することがほぼ決定されました。次回も実行委員長をおおせつかっているので、年度当初から念頭に入れ込んで取り組んでゆこうと思います。