高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

異学年での遊び

2018-12-18 15:35:31 | コラム風味

なんとも懐かしい写真を頂きました。(が、プロの写真家のものだと判明したので、削除しました・・、)

 

昭和30年代でしょうか・・。 ちなみに前の東京オリンピックは昭和39年、東海道新幹線や東名高速道路もそれに合わせて造られた経済高度成長期でした。 写真は比較的都市の住宅地のようです。 私は千葉県船橋市のとある神社境内に隣接する住宅地に住んでいたので、遊び場はもっぱら境内でしたが、写真のように広くはないが、車が一台通れるか通れないくらいの道路は、土が出ていたので、釘や木の枝で地面で図形を作ってゆくような遊びやビー玉もしました。

子どもたちが異学年で群れていたのは、写真と同様で。幼稚園児から中学生くらいが集まって、神社境内では三角ベースの野球(一塁と二塁とホームしかない)や神社森を走り回るドロジュン(泥棒と巡査)という集団鬼ごっこが放課後の日常でした。 隠れ家・陣地づくりも流行った時代も有り、隣の地区の集団と覇権争い(相手陣に集団で出撃してを壊して、相手が集めていた物を奪い合った)もしたなあ・・。

今の時代、子どもたちは、同学年しか友達づくりをしないし、群れることはない・・・。 子どものコミュニティの中での弱者と強者は当然いたが、集団遊びの中では、年長者が幼い者をかばうということはあたりまえだった・・(そうしないと 敵?に負けてしまう) この経験は大人になる過程で必要不可欠だと思うな。

しかし、こういった「場」は、今や大人が関わって作り出さないとならないと思う。 別に戦い遊びを奨励しているわけではない、子どもが群れることができる場だ。 私たちは、夏休みなどに異年齢集団となるような体験活動を提供しているが、もっと日常的にこういった場を出現させねばならないと思う。

そこに、プレイパークという子ども遊びばづくりの概念と実践例が都会に出現してきている。 これは都会だけでなく、子どもがいる小さな地域でも必須の社会課題になっていると思う。

来年は、黒松内町でも生み出したい・・・。

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移植

2018-12-18 12:36:35 | 自然学校の日常

自然学校前の歩道拡張工事が入ることは何度もお伝えしました。 15年ほど前に植えた白樺の苗木が大きくなって並木になっていたのですが、それらは全て伐採されてしましました。 校門(門柱も撤去されてしまいましたが・・・)を入ってすぐ、両脇にあったオンコの木も対象になっていましたが、オンコの木は校舎玄関前にもあり、こちらの方がその謂れが分かっていますが、校門のオンコは不明で、いつ誰が植えたのかが地域の古老も知りません。

しかし、これらは元作開小学校時代からのシンボルツリーであることは間違いなく、地域の方々からは残して欲しいとの要望もあり、伐採ではなく移植することになりました。  しっかりと根付いている樹木なので、時間をかけて根切り処理をすることもできず、ワっと掘って,ワっと移植する処置なので、果たして根付くのは難しいかもしれない・・。

樹木としては休眠状態の冬に移植。ガバガバと移植後に水をやり続けることもできないので、冬場を越えることを祈って・・、春になったら、根元を水浸しにして養生する方向となりました。

          

頑張れ!! オンコ達!!

 

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