高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

晴耕雨読

2020-04-25 16:52:06 | 日記
日差しもさしているので、よっしゃ、畑仕事をするかと意気込んだのでしたが、小雨が降り出した、今日の午前・・、即座に気持ちが萎えてしまった・・・。
 
ここのところ、芥川龍之介やら川端康成などの純文学を読んでいます。作家名や小説名は知っていても実はちゃんと読んだことがない小説。長編は読みきれるかどうか不安なので、短編なものを。 川端先生の超短編小説群「掌小説」は、4,5ページのものがありますが、エッセイではなくてちゃんと物語がある小説です。 その描写は、目に浮かぶように細やかで、それは景色だけでなく、登場人物の心の動きを表すちょっとした動作も繊細に描かれていて感動します。 こういう純文学を青年期にしっかりと読んでいなかったことが悔やまれますが・・・、小さな心の動きや機微を味わえるのは歳をとったせいもあるかもしれませんね・・。

一方、我が人生の途中途中で多大な影響をもらった実用書というか、実践的解説書みたいな本も本棚から引っ張り出してきました。 自分がやってきたこと、考えていること、やろうとしていることに対して、その度に「間違っていない」と確認したり、大いに刺激をうけてきた本です。 今更読み返したところでビジネス的に役には直接役にはたたないでしょうが・・、ここは修身書のようなつもりで、読み返したいものです。 座右の本・バイブル的な存在は何冊かあるのですが(上記写真)、覚醒のネットワーク(上田知行さん著?)が行方不明・・・。
 
また、長編小説の名作が多い司馬遼太郎さんの、「街道をゆく」シリーズは、50巻以上あるのかな・・、恥ずかしながら、実はこれも小説かと勘違いしていたのですが、たいへんにボリュームのある紀行記(なんだろうか?)なのですね・。その実地巡検からの博識を披露された内容にも感動しながら読んでいます。 それも、台湾からの興味で、台湾紀行から読み始めたのですが、知らなかったことが、ほぉーそうだんだんだあと書かれていて、とても楽しめます。 これは国内編も読もうと思っております。 次はまずは北海道編だな。
 
コロナウィルス影響や新年度体制により、時間ができているアタシです。 身体を動かすことがとても少なくなっていてこれじゃあいかんとは思っているので、気持ちに気合を入れて、晴れていれば外作業をしようとはしております。自然学校には畑があるのですが、毎年、いろいろ植えることは植えるが、ほとんどの年はその後の管理ができなくて、キッチンにちゃんと供給がされないで終わってしまうことが多いのです。 私の領地分ももらったので、ちゃんとやってみよう!! 
 午後に雨はあがったので、今日は、残飯堆肥場を掘り起こして、堆肥を運んで、反転耕起することにしました。 意外や黒土堆肥化している土は少なくて・・、ねこ車で20mほど先の領地にたった4往復しただけで、力尽きてしまった・・、コリャあダメだ!! 運動不足も顕著なり。
 
晴耕雨読で暮らしたし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする