高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

ポストグローバル

2014-01-06 20:25:55 | HARU語録

情報や人、資金が、物流が国を越えてフラット化するグローバリゼーション(グローバル化)は止めようもない。一方では、地域:ローカリティは置き去りにされてゆく。グローバリズムの成否の指標は金だ。 儲かるか、儲からないかで決まる。 行き着くところまでゆくしかないだろう・・・。

経済が成り立ち、国が成り立つ、だから国民の生活がある・・というアベノミクスと経済・財界の考え方は一見、その通りのように見えるが、すべての一般国民が高度産業に従事できるわけではない。グローバリズムの経済は安い生産コストへシフトしてゆく。 つまり、新産業が起きないかぎりは、生産は安い人件費の国々にシフトされてゆく。 地域に利益還元をしていたあのトヨタでさえ、昨年、「コストが合わねば生産拠点を海外に今より移す」と社長が明言した。

一般国民(安倍首相曰く一般の人たち)には、どう考えてもかなり不利なことであるのに、なぜにして「みんな」が賛同してしまうのだろうか・・・。 

強力なリーダーが欲しいのだ。その幻想を今の政権に求めているにしか過ぎない・・・・・

しかも、人口も減り続ける。この状況はしばらく続くだろう。  だからこそ、同時にグローバリズムに変わる、併行するでもよい、ポストグローバリズムについて、考え試行錯誤、顕在化するしかない。

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