情報や人、資金が、物流が国を越えてフラット化するグローバリゼーション(グローバル化)は止めようもない。一方では、地域:ローカリティは置き去りにされてゆく。グローバリズムの成否の指標は金だ。 儲かるか、儲からないかで決まる。 行き着くところまでゆくしかないだろう・・・。
経済が成り立ち、国が成り立つ、だから国民の生活がある・・というアベノミクスと経済・財界の考え方は一見、その通りのように見えるが、すべての一般国民が高度産業に従事できるわけではない。グローバリズムの経済は安い生産コストへシフトしてゆく。 つまり、新産業が起きないかぎりは、生産は安い人件費の国々にシフトされてゆく。 地域に利益還元をしていたあのトヨタでさえ、昨年、「コストが合わねば生産拠点を海外に今より移す」と社長が明言した。
一般国民(安倍首相曰く一般の人たち)には、どう考えてもかなり不利なことであるのに、なぜにして「みんな」が賛同してしまうのだろうか・・・。
強力なリーダーが欲しいのだ。その幻想を今の政権に求めているにしか過ぎない・・・・・
しかも、人口も減り続ける。この状況はしばらく続くだろう。 だからこそ、同時にグローバリズムに変わる、併行するでもよい、ポストグローバリズムについて、考え試行錯誤、顕在化するしかない。
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