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夜のかくれんぼ、通称「ヨルカク」は、子どもたちに大人気の活動です。子どもたちに夜の活動は何をする?と問えば、必ず「ヨルカク!!」と要求があがります。経験者は未経験者へ「面白いから、やろ!!」と強くアッピールします。
この活動は、何を隠そうアタシが考え創り出しました。もう、20年以上前になるかなあ。 子ども自然体験活動イエティくらぶは、毎月第二土日に札幌から車で1時間半圏内の場所でテント泊活動をしていました。 確か、石狩市高岡に行った時に始めて実施しました。 当初は野外実施でした。3~5人で行動するようにして、探し役の鬼はひと班。残りが隠れるという活動でした。 夜の闇に本気で隠れてしまうとこれは見つけらることは不可能に近い。なので、ルールは、昼間にやったらすぐわかってしまうような場所に隠れる、つまり暗闇を利用するというものだったのです。立ち木や岩の姿を真似たり、建物の角に立ったりするのです。これは毎回のように実施していました。 大人の研修でもやりました。これは個人戦でした。
最近は、旧校舎内を利用しています。電気を消すと非常灯が異様に明るいので、遊びの時間だけはシードをかけます。 校内ではグループ対抗、2班に分かれて、交互に鬼となり、相手チームで何人みつけたかで勝負をつけます。
暗闇に身を潜める、暗闇を探索するという行動は、アドレナリンが分泌されて、興奮しますなあ。終わって明かりのしたに集まると、皆、目がランランと輝いております。
鬼ごっこやかくれんぼという遊びは、子どもの成長にとって大切な活動です。 逃げ通せた、隠れ通せた、捕まえた、発見したという行為は、小さな成功体験でもあります。「やりとげた」自分について、自分は他者に対して影響力を持つという自己効力感を持ち、それを自己肯定するという自己認知を健全に育む活動だと私は考えています。
その遊びの間は、事務所の電気も消灯させられるので、はなはだ不便ではありますが・・・。
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