晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

大唐内のこと(41) 鬼伝説 3/4

2011-03-04 | 歴史・民俗

2011.3.4(金)雪

 や神さまと善右衛門氏のお墓を見てみたいと思っていたのだが、相変わらず雪が降り続いて延期とした。文ばかりでなく写真も見て欲しいと思ってのことだが次の機会にお見せしたい。
 さて、インターネットのサイトで見つけた「や族」に関するものだが、「や族」とは高句麗人のひとつの部族で熊族と呼ばれるものだということだ。高句麗人にはイェ族(虎族)とヤ族があり、イェ族が先に日本に渡来し、後から渡来したヤ族は鉄の技術が旺盛で、先住の自国民族と領土争いをするということだ。力関係は歴然としており、ヤ族のバックには国家権力が後押しをしており、最大のフィクサーは藤原不比等だというのだ。新生ヤ族、熊族は朝廷の名の下に新しい国家を作り上げ、各地の山奥に潜む先住イェ族、虎族を鬼だ妖怪だとして討伐するのである。
 とまあこんな感じで述べられているのだが、朝鮮半島の歴史に疎い私にはこれが史実であるのか嘘ごとなのか判断つきかねる。半島の歴史に詳しい方なら一笑に付すところかもしれない。日本の古代を探るとき、大陸、半島の歴史は必須科目である。これが私は苦手なのだ、高校の時日本史は100点満点だったが、世界史は20点ほどだった。同じ歴史なのにどうしたことだろう。半島の歴史を勉強すべく「日本古代史と朝鮮」という本を手始めに買ったが、半年たっても読み始めていない。Img_2461
 「ヤ族」の裏をとるためには是非とも朝鮮の歴史を学ばねばならない。そのためには少し時間を頂きたいが、もしこの「ヤ族」のことがある程度真実であって、有安、多分草壁の一部なんだろうが、に移り住んだ部民が「ヤ族」あるいはその子孫、あるいは所縁の者であったとしたら、大唐内の古代、大蜘蛛退治伝説、有安との関連は一挙に解決することとなる。こりゃあ大発見と興奮しているところだが、果たして「ヤ族」なんてのが居たのか、この地に移住する可能性があるのか、「や神さま」は「ヤ族」なのかなど絶対に証明しきれないものを探究していくのは気が遠くなりそうだ。
つづく (大唐内のこと(40)は2011.3.3)

【作業日誌 3/4】
ガーデンシェッド、換気扇、センサーライト配線

今日のじょん:犬の気持がわかる本なんてのがよく本屋さんに並んでいる。TVでは犬と話せる女性なんて怪しげなのも出てきている。そういえば犬語翻訳機なんてふざけた商品が有名な玩具会社から出たりしたがどうなってるんだろう。本の方は真面目な内容でかみさんが好んで読んでいる。何冊読んでもじょんに当てはまらないことがあるという。犬だって人間同様千差万別の性格があり、一概には言えないのだろう。Img_2459  

コメント
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