晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

薪情況 3/17

2011-03-17 | 日記・エッセイ・コラム

2011.3.17(木)雪

 東北関東大震災後に予想した好ましくない事象が現実となっている。ひとつは義援金詐欺で今ひとつは物資の買い占めである。今ひとつ重大な予測をしておこう。
 福島原発の事故がどのように解決されるか今のところ不明であるが、いずれにしても今後の原発の新設は困難な情況となるだろう。その場合国のエネルギー対策が原発を見限ったら、二酸化炭素を悪玉とする環境問題、地球温暖化問題は姿を消すだろう。逆にあらゆる困難をも顧みず原発を推進しようという方向になれば地球温暖化を阻止するため二酸化炭素排出を減らそうと言う運動は国家的規模で活発となるだろう。
 地球温暖化と二酸化炭素排出の関係は無いとは言えないがそれほど重要なファクターではない。ただ原発容認の世論造りには抜群の効果があるというだけだ。前述の予言が的中すればそのことが証明されるだろう。
 さて今朝の積雪は16cm、気温は3℃であった。Img_2522 日中も降り続き3月としては異例の積雪である。じょんのび村のエネルギー事情は暖房は9割が薪、1割が灯油、炊事、風呂は電気に頼っている。薪ストーブは3年目の使用であるが、薪の調達に四苦八苦している。
 初年度は3月からの使用だったので、森林組合の工場から貰ってきた杉の木っ端でしのいだ。2年目は山から切り出した栗の枯れ木、冬の雪で倒れた木、木材やさんに貰った枝木でしのいだ。Img_0487

佃の山で切ってきた枯れ木。櫟かと思ったら栗だった。(08.4)


Img_2431
小西町で貰ってきた櫟の枝。(09.5)


 ここまでは使用量も分からないし、乾燥も足りないでヒヤヒヤものであった。いざとなったら購入するしかないなと腹をくくっていたのだが、幸い購入することもなく、節約して保ってきた。さて今年の冬だが粒々屋さんのお陰で安定供給出来ることとなり、昨年の4月頃まで櫟を切り出した。薪小屋二棟に四列積み上げて、一冬プラス一ヶ月分とよんだが逆に一ヶ月分不足した。Img_2329

今年の2月9日で右の小屋はからっぽ、左の小屋も半分となった。現在は玉切りしてあるのを割って使っている。


  これは厳冬による長時間使用とやはり惜しみなく使ったせいである。現在は昨年切った櫟を割ながら燃やしているので、すこぶる火付きが悪い。一冬で二棟満杯は必要だし、備蓄しようと思えばもう一棟薪小屋が必要である。今回近所に雑木林を切らせて貰うところもできたが、木を倒すところからやってると年がら年中薪づくりをしていなければならない。店が終わってから一時間を薪づくりに当てている。こうやってコツコツやっていかないと一気には片づかない仕事だ。

【作業日誌 3/17】
椎茸小屋補修(雪でまたしても壊れた)
太陽電池スタンド作製

今日のじょん:昨日朝、昨日夕、今朝の写真、雪の様子がよく解る。Img_2513 Img_2515 Img_2517

 

コメント
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