2012.7.22(日)曇、雨
夏野菜の季節となった。毎朝畑で収穫するのは楽しい。なんてったって先程まで畑にあったものが食卓に並ぶのだから美味いに決まっている。と普通は思うのだがどうもそのように上手くはいかない。まずいどころか食えないものもあるのだ。
品種別に出来具合と問題点を記録しておきたい。
1.ジャガイモ
多品種を栽培したがまずまずの収穫、株間の狭いものは粒が小さかった。
2.キャベツ
綾部温泉で苗2本を買って植えていたのだが、さすがにモンシロチョウの攻撃は凄かった。当初からの防虫ネットが必要である。最終的には良い玉が採れたが、品種的に耐病性のためか味はイマイチ、昔ながらの味の良いキャベツはもう無いのだろうか。
3.トウモロコシ
かみさんが食べたいというので三和分校で1本だけ苗を買って植える。順調に育ったが、房が10cmあまりになったときカラスにやられる。悔しいのはまだ未熟のため、ちょこっとかじって捨てていることだ。また出てくるかと思ったが、遂に出てくることは無かった。実が着いたらしっかりネットを張ること。
4.キュウリ
三和分校でユウスズミだかなんとかいう種類の苗を3本植える。順調に育ってどこよりも早く収穫できたのは良いけど、もう実が成らなくなった。ちょっと早いんで無い、これからが夏本番だというのに。原因は何か判らない。というより時期をずらして植えつけるべきか。最盛期に作ったQちゃん漬けもカビが来て失敗、漬け汁が少なくて空気に触れたのが失敗か。今年のキュウリは納得がいかない。
5.ナス
三和分校で買った2本のナス、千両だったと思うが順調に育ったものの実は小さく、味もイマイチ。ナスは水食い肥料食いというので適度に水と液肥をやってるのだが、昨年並みの収穫とならない。中尾さんに貰ったヒスイナスは順調で味量とも完璧。両者の差は何だろう、苗の差か畝の違いか、、、?。もうひとつ違う畝に佐々木さんから戴いた仙台長ナスが育っている。まだ収穫に至ってないが、この育ち具合で良否の原因が判るのでは。
爆発栗坊とヒスイナス、この畝の成長は抜群、トウモロコシだけはカラスにやられて空しく立っている。
6.トマト
ミニ、中玉各1本、普通の苗を2本ずつ三和分校で購入、総て順調に育ち現在の食卓の主役になっているが、ミニについては皮が硬い。どうしたものか困っている。なお、キュウリとトマトは防鳥ネットが必需品である。
防鳥ネットはとことん引っかかる。だから効果があるのか。
7.オクラ
最悪がオクラというと驚かれるかもしれないが、本日初めて収穫し、色も形も大きさも最高の出来とよろこんでいたところ、包丁を入れてびっくりする。ガリッという硬い感触、大きな種、まるで食い物にならない。オクラだけは繊維がきつくて、湯がいても炊いても軟らかくならない。長期間楽しめる夏の味覚が今年は楽しめない。
栽培の簡単なオクラの失敗については伏線がある。昨年までは市販の種を蒔いていたのだが、今年はその実から取った種を蒔いたのだ。20粒ほど蒔いて芽が出た二粒を大事に育てたものである。種の袋は捨ててしまっていて解らないのだが、交配種が分離したのかも知れない。種ぐらいは購入するか、採種するなら固定種を確かめること。
食えないオクラ、お蔵入りとなるか。
もうひとつ採種したものがある、プッコチだ。これもせんぞ蒔いて一本だけが発芽したもの。いまいち辛くない品種だったので、分離して超辛いのができたら面白いのだが。
8.UFOピーマン
これも採種して中尾さんに育ててもらった苗で、よく育っているがまだ実が着いていない。夏野菜最後の品種なので期待しているが、過度の期待は禁物かもしれない。
9.カボチャ
中尾さんにもらった栗坊という品種、爆発的な成長で畑の半分を占めている。花も実も沢山着いているが、各地で猿被害が出ているようで留守にできない。猿に取られる前にと食べてみたがさすがにまだ若い。見つからないように先は止めた方がいいみたいだ。
カボチャの収穫時期はいつなんだ。
収量、味ともに年々低下しているような気がする。狭い畑だけに連作障害がでているのだろうか。そろそろ土作りに力を入れないといけないのだろうか。苗はどこで買うよりも中尾さんの育てた苗が良い。来年は中尾農園の苗一本でいこうかと勝手なことを考えている。
【作業日誌 7/22】
芝生のサッチ片付け
今日のじょん:じょんのすばらしさと面白さは動画で無いと表せない、ということになりアップロードできるよう検討中。今日はぽんぽこぽんとじゃんぷとスゴスゴを撮ったが再生の仕方も解らない。そのうち見られるようにするから乞うご期待。
とりあえず作日のぽんぽこぽんの写真でかんべんしてネ。