2011.3.15(火)曇、雨
地震列島
深夜に静岡で地震が起こった。東海東南海南海地震が高い確率で予想されているだけに恐怖を感じる。映画日本沈没を見た世代にとっては、ああいうことが現実になるのではという根拠のない恐怖がなきにしもあらずということだ。防災といっても噴火や地震は止められない。対策すべきは災害後の生活なんだろうが、今回の東北の災害で西日本でも物不足が起こってきているという。乾電池や乾麺などを被災地に送ってあげるためなどと報道されているが、輸送が中断している現在それは理由にならないのではないか。もし自らが備えたいのなら、阪神淡路大震災後に買いそろえた防災グッズを物置から引っ張りだしてきたらどうだ。当時どこの家庭にも玄関先にリュックサックに入った非常用食料や衣料、乾電池、ラジオなど災害時グッズが置いてあった。それも2,3年ですっかり姿を消して、物置だかゴミ捨て場だかに行ってしまった。ニュースではトイレットペーパーまで品薄になっているという。オイルショックを思い出しぞっとするが、この日本人の付和雷同性格は何とかならないものか。
天罰発言
石原都知事の天罰発言には驚いた。真意は東北の被災者に向けられたものではないだろうが、言ってはならない発言である。謝罪、撤回されたそうだが、それで良しとするわけにはいかない発言だろう。ましてや、出馬しないと言っていた都知事選に再度出ようという矢先である。こんな人物を都知事に選んだら、それこそ東京都には天罰が下りそうだ。
綾部は大丈夫
綾部には「大本さんが地震の起こらない地を選んだので、ここは地震の心配はない」という言い伝えがあるそうだ。まさかと思うのだが、複数の人がそういっているのでやはりそういう言い伝えが存在している。確かに丹波は比較的安定した地盤の上にあるのかも知れない。しかし上林断層をはじめ地震の起きる可能性は充分にあり、綾部は大丈夫なんてことは絶対に言えない。
大本に関する「大地の母」全12巻を読んだが、開祖なおが福知山から綾部に嫁いだ際も王仁三郎氏が綾部に来た際にも地震が来ない土地を選んだなんて話は出てこない。この迷信のでどころは判らないが、本当に信じて備えをしなかったらとんでもないことになってしまう可能性がある。なんとも罪作りな迷信ではある。
大本みろく殿
【作業日誌 3/15】
木樵
椎茸植菌(9本、250コマ)
今日の収穫
今日のじょん:ユキちゃんが遊びに来た。メーパパがささみのジャーキーを作ってくれたのだが、初めてのものをすんなり食べたのは珍しい。