じいやは どこ見てるの？
うわ～ッ どこから ふこうかぁ～ッ！！
コップに入れていたヨーグルトが
「 あッ！」というまに手を離れ 床に飛び散った むざんな姿です
テーブルの脚、流し台の足元、床一面に白いどろどろ状態のヨーグルトが・・・
カスピ海のヨーグルトの種です
我が家にきてからもう８年目、２人の大腸に 大切なドクターのひとつです
「あらら・・・」 笑いながら、タオルでふきはじめた わたしに じいやが一言
「自分やったら笑ってすむけん、よかねぇ・・・」
「だって どうせふくのは わたしやろ？ どっちが こぼしたってぇ・・・」
痛烈！猛烈！ でも 間違いないひとこと
今年も 今日で終わりかぁ～
色々泣き笑いが多かった一年が 過ぎて行く・・・
みなさま、大変お世話になりました
どうぞ 佳いお年を お迎えくださいませ 
カスピ海のヨーグルトの種
（冷蔵庫に保存した分があるから大丈夫ですよ～）
厳寒のなかに 凛として咲く ”薔薇 一輪”
まさに歌謡界の女王・美空ひばりさんを思わせる・・・薔薇の花
中学生の頃、美空ひばりの歌、映画に興味をもった（昭和２７～８年ごろ）
戦後、ようやく復興のきざしが そろそろ見え初めてはいたが、
まだ 私たちには ほど遠い話であった・・・
中学一年生になり、両親の負担があったとは思うのですが
制服なるものが決まり、毎日着る服の心配をしなくてもよくなりました
ラジオや映画に 美空ひばりの歌がながれると 友達といっしょに曲の歌詞、節回しを覚えあったものでした もちろん勉強は 
そっちのけで・・・ 
えへへへ・・・ 杏子も そのうちの一人でした ハイ！
ようやく覚えて 私が 美空ひばりのうたを 歌いはじめると 父が
「杏子は 似とるぞ、美空ひばりに・・・」といって わたしを喜ばせたものである・・・
そんな話を じいやに懐かしく話していたら、じいやがなんと言ったと思います？
「とうちゃんは 耳が悪かったんじゃなかと？」 
「うわ～っ そげんか事 いわんでよ、もう～」 
せっかくの気分、 だいなしや～
デモデモ 笑って済ませましょう
は お陰さまでそれが 出来るようになりました・・・
たいしたもんじゃろ？ ハイな～！
冬のおとづれと 一緒に
わりとメーン通りなのですが 今日はひっそりと・・・
ちょっとロマンチックになっちゃって・・・
半年以上の入院からやっとぬけだし、リハビリを兼ねて片道約２０分ほど
歩いて 近くの整形外科に電気治療に通院している。
少し上り下りの坂道も、これは ちょっと要注意！！
テクテクと歩いていると うっすらと汗をかくこともあるけど
歩くのが一番のリハビリのように思えるから・・・歩こう
紅葉や黄葉の街路樹が続く道も、すっかり冬景色に変わった
ハラハラと風に舞い散るさまは なんともいえないほどの光景だ
ふと立ち止ってじっと見つめ カメラを構えたくなってくる
「すべらんごて、落ち葉ば 掃いても掃いても きりがなかとですたい！」 道沿いのおばあちゃんが 汗かいて わたしに話しかけてくださった
「あ～ほんとに大変ですねぇ・・・」といって頭をさげて通りすぎた。
ただいま～ あ～きつかったぁ
（むかって右の饅頭のことです）
先に帰っていたじいやが「ほらたべてんね うまかごたるよ」
「あら まんじゅうたいね あらら？ このあんこちょっと変わってるね」
「餡子は ”たかなつけ”げなたい、あん人は 漬物作りも上手やけんね」
「あらら、ついでに皮も違うごたるよ」
「ほら、こないだやったカボチャと小麦粉ば混ぜて皮にしたげなたい」
「へ～、これはうまかね～」
甘いものは 疲れも消えます
パソコンは 無理しないでと、じいやが そっと ノックして見にやってくる
時間制限つきでも 原稿は次々とわいてくるから・・・
時間が たら～んです
コメントがきて うれしいからまた書く、
「杏子さん お返事は気にしないでいいから」と やさしい思いやりのコメントに
つい甘えて遅くなること度々、
それで 頂いた方のブログには ちょっとだけご挨拶に・・・のこの頃です
２１日は冬至でしたね
こたつでトロトロ、お昼寝してたら・・・
なんか いいにおいがしてきて目がさめた
ダンゴ汁です
ダンゴ汁が出来ていました
豚肉と 大きな角切りの カボチャが入っています
お団子も大きくて ふわふわして二つに切らんと かわいい杏子さんのお口には
「はいりまっせ～ん」
”男の料理です”
「あら～、夕ご飯は これでいいねぇ～」
「どんぶりにしてね」と注文あり、 （ これは じいやの注文ですから・・・ね ）
そしてお風呂には いただいた”ゆづ”を入れて 
気分
体がぽかぽかしてきた
(*^_^*)も つるつるに・・・ 
今日は良いことありました 
お手紙がきたのです
熊本に入院中、仲良しになることが出来て お手紙や、メール交換している 患者さんのお一人です
偶然にも 同名の ”きょうこさん” わたしよりもづ～っとお若い方ですが
迷っていたわたしに、いろいろと助言してくださり 同じ日に並んで手術をうけることができたのです。お隣 四国の○●県の方と 九州のわたしです
”きょうこさん”は 「笑って 帰ることができますように・・・」と
”七夕さまの日” 短冊に願いを込めて書いてありましたが
２人ともそれが叶ったのですから・・・こんな嬉しいことはありません
これからも時々、お便りをして 元気なお付き合いを続けたいと願いながら
一寸だけ、私的なことお知らせいたしました
～～～
いよいよ厳寒、皆さま 風邪ひかないように しっかり 
栄養つけて 
佳い お正月がきますように
・・・
玉名市 尚玄山荘 玄関をかざる 秋色・・・菊の花
日めくり暦も残り少なく なんとなく気ぜわしい
リハビリで一人で歩いると一年間、心配事の多かったこと、
いろいろな思いが湧いて来る・・・
来年は丑年 年男の夫、１２月９日は 誕生日
ちょうど１０日、 わたしは 熊本の病院への診察日だったので、
お祝いはまだ・・・
早朝５時半ごろ出発して 一日がかりの長丁場を 夫は院内でじっと待ってくれていた
もう終わりか、もう来るかなと 何度も思って待っていたそうで、
ようやく治療を終え５時間後に わたしが顔を見せた時は
さすがにいらついているのが分かった
「ごめんねぇ～・・・おなかすいたやろ、なんか食べようか」というとすぐに「うん・・・」
病院の３階、食堂に行き好きなものを注文、夫は なんと 和風 の
ハンバーーグ定食を注文した。わたしは白身さかなフライの定食
誕生日のプレゼントは「 安心とひま 」をあげたくて
なじみとなった 玉名温泉の ”尚玄山荘”へ一泊と決めていた 子供たちからも こころづくしのプレゼント～
そして 孫代表の5年生のＳ君が ちょっと照れながら お祝いの言葉を
「おじいちゃん、1才から７１才まで 元気に生きてきてくださり
ありがとうございました これからもづ～っと元気でいてください」
ありがとう！！
おめでとう！ 乾杯！
７ヶ月の男所帯 ほんとにごくろうさまでした～
夫はにこにこ 温泉に三度もはいって満足そうだった。
退院後は あまり水仕事はしないのに 手が荒れたきた私
宿の店で ”ハンドクリームと化粧水 ”を買った
「ハイ5,600円です」と カウンターの女性はにっこり
そしてニコニコして またのお越しを・・・
「あのぅ、宿泊料金まだですが・・・」
「あれ もう頂いたと思っていました」
「え？なら 言わなきゃよかった ウフフ・・・」
そんな冗談も言える私になりました・・・
里帰りの ”小さな秋” （額縁の背景色を 変えてみました）
「玄関に飾っとかんね」 珍しく じいやが進めてくれる
「じゃぁ ・・・」といって いままでの色紙額と交代
来年は これでいってみるかな？
武蔵野美大出身のＳ先生が団体優勝を 「とっても喜んでいられましたよ」と聞いて
退院後、 まだ一度もお会いしてはいませんが、お礼の手紙は さしあげました
リンクしました
http://blog.goo.ne.jp/himawari_008_may/e/41f572e58abd7c73985a2729129b3369
次回入院したら、また絵を習いたいと、秘かに楽しみにしている私
じいやは 「もうごめんだよ～」というかもしれないなぁ～
サンハイッ 
と 先生が・・・
おはよう ございま～す
こどもたちがいっせいに ぺこん
と 頭をさげて ごあいさつ！！
あわてて、おはようございま～す
なかなか元気がよくて ひんやり冷気が 吹っ飛んだ！！
一人旅で 長崎県・平戸に観光バスで出かける夫
はじめて 自分で選んだ 旅行バックを持ち にこにこの夫を
早朝リハビリで 駅まで 見送った朝
帰りはマイペースであちこち カメラに収めながら
途中で出会ったのが この子供たちだった
かわいらしいので 「写真を 一枚いいですか？」
「はいはい どうぞ」と先生が するとたちまち このポーズをとってくれました
「◎○ようちえんのみなさんですね、あとでお届けしますからねぇ」と 約束した 
（ もちろん、お渡してきました ）
「実は こうこうだったのよ～」
帰ってから あまり嬉しかったから 長女に久しぶりに電話
すると孫（中学３年）の Ｋ君が
「お父さんの 後輩たちだね・・・、◎○ようちえんだったら 」
「あらぁ そうだったの？ お父さんの幼稚園時代ねぇ～
もちろん！！ 想像してみました
あら、来年は そのお父さんは 年男
丑年 そして 我が家の希望の星NO.2 孫のＳ君、
ラストは じいやも 丑年 です。
美しい日の出が あるから・・・
（ 病院４階、東の洗面所から見た 日の出 ）
「眠れない苦しみは 本人しかわからんよね～」と 私がいった時に
夫の親友 Ｓ君が大きくうなずいた わたしにはＳ君の目が少しうるんで
いるようにも見えた・・・
今日も Ｓ君の家に囲碁、 
の約束で出かける夫に おじゃま虫で
「わたしもついて行っていい？」
と聞いたら、「そんならいっしょに行こうか」大きくうなずいてくれた
ときどき 奥さん（元は 看護師さん ）には逢うこともあったが
Ｓ君に逢うのは ほんとうに何年ぶりであろうか いつ逢ったきりだろうか・・・
入退院の繰り返しだと聞いてはいたが 、切れ長の目元と 話ぶりは
若い頃と 少しも変わってはいなかった・・・
あ、 若い頃はそうそう ゴルフのハニカミ王子（石川遼君）によく似ていました・・・
度重なる手術と検査をつづけているからには やはり どこか目に見えないところでの変化があるのだろうか？
リンクしています・・・ http://blog.goo.ne.jp/himawari_008_may/e/b11f6a61b72cebac64f015e36dc21847
２時間ほどの２人の楽しみは（囲碁） あまり占領できないから、しばらく病気のことをお互いに話して、私は先に帰ることにした
玄関まで見送ったＳ君
「げんきに がんばろいね」を背にうけて・・・
今日はなんとなくあたたかい冬の陽射しで 心までホ～ッとなりながら
明日も きっとまたいい日がきますように・・・
さて 今日の勝敗は３勝２敗 まぐれかもしれないが 夫の勝ち
でも、「今日は楽しかったばい」とＳ君がよろこんでいたそうだ。
スタスタと治療室を出ていかれた 
わたし？ 
