涼しくなり、「少しだけ甘いものがほしいなぁ」と
思うようになりました。
スーパーで見つけた ”ひよこ豆”
かわいいネーミングにひかれて、買ってきてじっくり炊いてみました。
体調整えるために多量の薬を毎日服用中です。
朝と夕の食後に服用の薬は、小さな箱をつくり、それぞれ粒を間違えないように5日分ずつを小分けするのがひと仕事です。
連れ合いには、この時は「間違うから、話しかけないでね」と言ってあります。
ある夕方のこと。薬を飲もうと
数えてみると種類は7種、 錠数は9錠、粉薬1袋、パッケージは8個になる。 (1.5センチぐらいの四角形、裏がプラスチック製)
飲んだ後、ふとパッケージを数えてみた。 あ、7個!
「えッ? いつもより1個少ない ドキッ!」
飲んだ時、錠剤が喉に引っ掛かったような?気がしたが、ゴクンと飲み込んでしまった。
もう、あとの祭りだ。
あ~これは大変なことになった! 救急車か!
昔のことだが、古い友人が薬のパッケージをうっかりのみこんで、大騒ぎになったことを思い出した。友人は救急車~病院へ。無事に取り出すことことができたそうだが・・・
そして、もうひとつ思い出した。
二人目の孫S (女の子)が2才ぐらいとき、床に仰向けに寝転んで小さな金属の輪を手遊びしているときに、あ~んと開いた口に ポトリ落ちた。
びっくりて思わずゴクリ、その瞬間を幸いにも母親である次女が見ていた。
真っ青になった。
のみこんでしまった孫は呼吸はできていたが、慌てる母親を見て、わ~んと泣きだした。
それからは、どうか生きていてくれと緊急連絡をして大学病院へ。車で約2時間はかかる道のりを 二人目の子をお腹にかかえた母親(次女)は・・・気丈夫だった。
そばに付き添いの私(祖母)は、おろおろと必死に祈りました。どうか無事でいてと。
のみこんでしまった輪っかは、 車用のキホルダーと、キーをつなぐ2重の小さな金属で、磁石ではつかないものだった。
医師はX線で見ながら食道から胃迄を細い管をとうして、極小のはさみのようなもので管の先にようやくつまみ、そっと引き上げて
無事に取り出すことができたのです。
恐怖と痛みで泣き叫ぶ孫は、涙と汗にまみれてバタバタと狂い、
ガラス越しに見守る家族は地獄をみる思いだった。
これは20数年も前のこと・・・。
今、その孫は無事に成長し、現在は大学病院の看護師になり4年目。
ひろい病棟を元気で明るく、日夜忙しく走りまわっているそうな。
話をもどします。
迂闊にもパッケージを飲みこんでしまったと、あわてる私は
「待てよ・・・」と床にすわりこんだ。
そして、
最近は体調がすこし改善してきたので、ほんの2~3日前に
夕食後に飲む大腸の薬を一錠少なくしたことを思いだした。
「ハッ! あ~そうかぁ 7個でよかったのだ」
冷や汗かいたけど・・・ 一件落着しました。
大変にお騒がせいたしました。