さて、どれにしょうか? 散々まよって・・・決めました。
スロージョギング用に新しく買い求めた靴、 重量は350グラム
「だれか、この中で走りたくない人いますか?」
パラパラと2~3人の手があがった。
「え?・・・」
「アハハ~、それじゃ ダイエットしたい人は? ジョギングをまだ未経験の人は?」
今度は半分以上の人が、おたがいの顔をみながら手をあげた。
「現在 薬をのんでいる人は?」
今度も半分ぐらい、わたしも手をあげた。
「そうですか、じゃ~ がんばって早速 やりますか!!」
わ~っと笑顔がはじけて、大爆笑!!
先生の話がはじまった。
大学の先生だと聞いていたので、むずかしいお話かと思いのほか、
Tシャツにトレパン、リュックを背に
電車を間違えたので、最初から遅刻で「ゴメンナサイ!」といってのご登場、
にこっ!と気楽な姿の先生に一同早くも親しみを感じた。
所は元高等学校 ( 50余年前、私のなつかしい母校でもある )
現在は改造されて、市民のスポーツ用のグランド( 生涯学習支援センター )になっている、
延命球場近くの一教室の中。
講師のT先生をむかえてのスロージョギング教室 今日は第1回目。
市の広報に募集中とあり、自信ないままに申しこんでみたら、一番乗りだった。
迫ってくる冬への対策、免疫力アップ、体力増進を先回りしてのつもり、やってみるか?・・・
定員80名、教室は満席だ、ほとんどが50才~70才台、高齢者はわたしを含めて4~5名ぐらい。
はじめの愛きょうたっぷりのご挨拶で皆リラックス、どんなお話かと息をのんで見守っていたら
いまからでも、すぐに走ってみたいの気持が自然にわいてきた。
「 ジョギングではありませんよ、ウオーキングでもないですよ 」
隣の席の人と顔を見合せてみんな???
① 病気は運動で治す。
② 運動不足は認知症への最短距離。
③ 朝食、昼食は軽く頂いて、夕食はしっかりいただきます。そして安心してグッスリ眠ります。
「アルコールもほどほどに、妻の手料理で旨いですよ。」すましておのろけも一席あり。
とまぁ ざっとこんな調子だった。
筋肉は程よい位、細身の小柄な先生は
自分のりュックを背負って、普通の一歩の距離を二歩~三歩位で
スロー スローでハイ・ハイ・ハイ!! なんと つま先から先に着地
靴下履いたまま、目の前を走ってくださった。
これなら私にもできそうだ。
「まず目標を決めてください」と先生
前列のちょっぴりメタボの男性が 「ハイ!10キロダイエット!!」
「次は?」
そのうしろの女性が・・・ 「48キロになりたいのですが・・・」
「今、どれくらい?」
「ウフフ・・・ それはちょっと・・・」 (これは、とてもいえないだろう程に、太かったナ)
「まあ、いいでしょう、では実際にやってみましょうかね。」
にこにこしながらの分かりやすいお話を、もっと聞きたかったが早く走ってもみたいし・・・
ゾロゾロと靴を履いて広い運動場へむかった。
「1分間で40~45歩のペースで走ってください。 足音をそっとネ」
何回走ってみても、私は38歩・・・これは歩幅が広い証拠、つまり早く走っていることだ。
「出来ない人は、わたしの後をついて走ってみてください、ハイ・ハイ・ハイ・・・・」
やってみたが、ズルズルと音がして 砂ホコリがあちこちに舞いあがっている。
あ~、これはむつかしいぞ・・・できるんやろうか?
疑問をかかえたままで、約2時間ぐらいの1回目は終了した。
2回目は11月23日 ~ 紅葉の延命公園を走ろう ~
別れぎわに先生の靴をよくみたら、ジョギング用の軽そうな 靴に気がついた。
あ、これはいかんな、まず靴を変えなきゃ・・・
早速、スポーツ用品店へ直行。
「オリンピックのマラソン選手は、こんな靴を履いて走るのですよ」といろいろな靴がズラリ。
わたしのはウオーキング用シューズで650グラム、底が厚く重いなと感じていた。
スロージョギング用に新しく買い求めた靴、 重量は350グラム
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一昨日の新聞で
最近は、高齢者の健康志向がたかまり、運動機能能力率がアップしつつありとの朗報を目にした。
わたしも、その仲間のひとりでありたい・・・