買物にも不自由しているだろうと、お米をとどけた。
数日後にMちゃんから電話があった。
「お米、おいしかったよ、ありがとう。 きぬさやはまだ?」
「うん、そろそろ実が付き始めたから、もうちょっと大きくなったら、いっぱい届けるね」
「そうね、まっとるよ」
これがMちゃんとの最後の会話になった。
3月19日、午後10時過ぎに自宅でお手洗いに立った時に倒れて・・・
そのまま帰らぬ人になった。
今、赤い自転車は爺やの大切な足になっている。
毎朝玄関先に立つたびに、Mちゃんの顔が浮かぶ。
「Ⅿちゃん、なんでそこに居ないと?」
もう二度と逢えないとわかっていても、
「Mちゃん! Mちゃん!さみしいよ」
長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
Mちゃんの初七日をおえました。
Mちゃんのやさしさ、かわいらしさ、我慢強さの半分でも
私にできたら、Mちゃんがきっと喜んでくれるでしょう。
明日からは、あと少し元気になって 歩いてまいります。 杏子
(コメント欄は、とじさせていただきました)