ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

ブログ納め

2022年12月18日 | ばあやの本棚
今朝は こちらもチラチラと淡い雪が舞い降りていました。

すこし早めではありますが
本日でブログ納めといたします。

皆様方のお力添えで、細々ながらこの一年もなんとか
続けることができました。
心より厚くお礼申しあげます。

体力の衰えを日々強く 身にこたえる年齢になり 
7回目の年女をむかえます。

皆様の温かいお力添えを杖にして 
    来年もまた どうぞお会いできますように。  杏子



おだやかな新年を  祈りながら

               
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銀杏の黄色は切ない思い出

2022年12月08日 | ばあやの本棚
昨日、偶然に国道を南に向けてサイレンを鳴らして走り去る
K大学病院の救急車をみかけた。
あ~どんな人がどのような状態で運ばれているのだろうか・・・
振り返ってみおくった。

話は遥か数十年前にさかのぼります。
原因不明の胃の激痛が続きT病院に3ヶ月入院、いろいろな検査でも原因わからなかった。
そんなある日、運よく大学病院から派遣されていたY先生のすすめで、熊本の大学病院行きとなった私は、当時56歳。

暮れもおしつまった12月25日、救急車にのせられて
これからどうなるのだろうと不安に駆られながら、一路初めての大学病院へ。

第2外科病棟、部屋に落ち着いてから窓の外を眺めた。
目にはいったのは・・・
一面の黄色い落ち葉、黄色の絨毯・・・銀杏の木が立ち並んでいた。

そのあまりにもきれいな落ち葉は強く胸に目に焼きついた。
その時ふと
「もう、家には帰れないかもしれない」涙がこぼれた。

 当時、長女が高校3年生、次女が中学3年生の受験生だった。
父親は三交代で夜間も1週間は不在になる。
炭坑勤務の父親の特別な弁当作りは長女がひきうけてくれたが
慣れぬことで泣きたい気持ちであったろう。
母親のいない数ヶ月をどんな思いでどのようにして
過ごしたのだろうか・・・

数十年経過した今も胸がいたい。




黄色でも これはありがたいのです。
爺やの行きつけの床屋さんから
手つくりの辛子レンコンをいただきました。



コメント (16)
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