ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

それでも・・・

2011年06月30日 | ばあやの本棚

 久しぶりに晴れ、南九州は例年より早く、もう梅雨明け宣言があった。


「加齢現象ですね」
体調がおかしくなり病院へ、先生に訴えてみるが 
「ほとんどの病院で、いわれるのがこの言葉よ」
と、友人があきらめ顔で笑うから、私も「そうよねぇ」とあいずち打って アハハと笑い飛ばした。

あれほどいろいろな趣味をこなして動き回っていた私も、この頃はどれかをけずろうかな?
とさえ思うようになってきた。

疲れがなかなかとれない。何かをサッとやる気持が全然起こらない。
一口でいえば ずぼらになってきたのだ・・・
 昨年、1月から始めた絵手紙教室、楽しみではあるが、教室までは車で20分はかかる。
駐車場不足のため、じいやに送迎をたのむか、バスになり、時間があわない。

「自転車で行こうかな」と云ったら、じいやが
「それはデケンよ、危のうして見てはおれん!!荷物も多いし、重たいし」

どうしたものかなぁ~
そうこう云っている間に、また母の様子がおかしくなり、毎日顔を見に行ってこなければ落ち着かない。

絵手紙教室を思いきってやめようと決めた。
先生に退会届をだしました・・・   

次回に続きます。

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静 寂

2011年06月28日 | ばあやの本棚

6月、静けさだけが体の中をぬけてゆく・・・
しとしと梅雨が続き、なんだか心の中までも雨でぬれてしまった・・・

このところ たて続けに、お二人を永久の旅へお見送りした。

おひとりは、わたしの父方の従姉、 米寿のお祝いをされたばかりの88歳。
子どもの頃から 「文子姉さん」とよんで慕っていた。

もう おひとりは、夫の叔母(母の妹) 92歳。
一人住まいだったが、ときどき様子を見にいっている夫の末妹が、
朝方 廊下で倒れていた叔母をみつけた。
すでに心肺停止状態で、なすすべはなかったと・・・
日頃は、元気のように聞いてはいたが、やはり一人住まいは可哀そうでならない。


おかげさまで、超高齢のわたしの実母は、施設にいて
入退院の繰り返しがあるものの・・・まあ、そこそこ元気で・・・
しかし この頃は、 顔をみるたびに思うが、昨年の今ごろまでの面影は薄れて、
一段と小さくなってきた・・・

昼間はいつも眠ってばかりいて、傍でじ~っと見つめていると
介護師さんが「おこしてあげてください」という。

おおきな声で「杏さんがきたよ!」と呼びかけると、しばらくしてちいさな目をひらいて

「あら、杏さんかい、えらい はよから来たね」
「うんにゃよ、もうすぐオヤツの時間、3時よ」
「あら、私は朝ごはんはまだ食べとらんが・・・」という。

「あんたひとりかい?、今日は?」
「Aさんも一緒たい、ほらここに」
「ばぁちゃん、来とるよ、 どげんね、ご飯はうまかね?」
「朝はおかゆで、あんまりすかん、 昼と夜は普通のご飯で 嬉しいです
「そら、よかったね、グラグラの入れ歯がはずれて、楽になったやろ」
「はい、おなかがすいてこまります・・・」
たった今、オヤツのちいさなタイ焼きを食べたばかりなのに・・・

両手をあわせて、わたしたち二人を拝む格好をしてくれるが、
言葉使いが少し他人行儀のように変化してきて、しっくりしないのが気になる・・・

夜の睡眠がとれず薬をのんでいるが、なかなか眠らずに夜中に声を上げたり、
壁を叩いたりがしばしばあると聞いた。

そのかわりに昼寝が上手になった、赤ちゃんがえりをしてきたような気がする。

わたしたちの顔をみて、余程嬉しかったのか
「杏さんは、子供の時の顔といっちょん、かわっとらんよ、えくぼもあるし・・・」
わたしの顔を穴のあくほど見つめて、何回も繰り返し話してくれる・・・

「さぁ そろそろ帰るからねぇ・・・」といったら 両手をあげて、
「今日はうれしいです、うれしいです、ありがとうです」・・・

なんだか わたしの手の中から少しずつ 遠のいてゆくような気がしてならない。 

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大工仕事だ

2011年06月25日 | ばあやの本棚

雨にうたれても・・・

「アララ、また ミトシさんの来とんなはるバイな・・・・」


突然 ガシャ~ン!! 
    「はぁ~ ビックリしたぁ!!」
 
なんとまぁ テーブルの天板下に物入れの棚を作っていたのが、
ノートや家計簿、財布等の重みで、落ちてしまった瞬間の音だった。

テーブルを裏返しにして、取りつけなおしにかかる。
2段作りを1段にやりなおすので、トンカチとのこぎりの出番。

そこでかまわずトントン、ギコギコやりはじめたので、
冒頭のじいやの掛け声がでたのだった。

 私の父(ミトシさん)は、指し物大工さんでしたから、小さい時からその姿を見て育ったので
大抵の木製の工作ものは「門前の小僧 」です。

ぐずぐずしないで、「すぐやる課!!」てなもんで~



丸いテーブルの下側に取りつけた、箱型の棚、ちょっとした物の収納に便利です。

テーブルの下って案外と空間があるものですよ。
一度のぞいてみてください・・・

雨の日の退屈しのぎには、丁度良い目覚まし仕事の一日でした。
じいやは、わたしがトンカチやると すぐに義父のことを思い出すのでしょうね。

父の日には感謝をこめて で 乾杯しました。

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夏至(22日)

2011年06月24日 | ばあやの本棚

「今日は夏至、一年中で一番 昼が長い日だ」と じいやがいったのが 22日
「 じゃ、明日から夜がだんだん長くなるっていうことよね。」

「うん、そうたい!!」

これからが夏本番というのにねぇ・・・
あ~、それで  

     ♫~ ” 秋の夜長 を鳴きとうす、リンリンリンリン「リーンリン ”  か。 

22日(水曜日)はいつもの熊本の病院行きの日だった。
AM6時に出発、10分後に じいやの忘れもの薬を思い出し引き返す
その影響でラッシュ時間に重なり、いつもより40分遅く到着した。

しかし、大事なニトロだ、止むをえない。
40分遅れでも 一番昼が長い日、  無事に到着したから お疲れ様でした。

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続・3万円

2011年06月23日 | ばあやの本棚

アジサイの花がきれいに咲きました。

親しくしている我が家の前の、T子さん(満76歳)の足首が急に腫れて、歩けなくなってしまった。

娘さんが整形外科へ、そこで待つこと実に3時間余、
もう腫れた脚が痛くて、我慢ができずに帰ろうかと思った時に診察に呼ばれたそうな。

診察の結果は足首の関節に、バイ菌が入り炎症が起こったのが原因。
「しばらく安静にしてください」と言われて、シップ薬をもらって帰ったとのことだった。

それから2週間ほどすぎて、今朝 ひさしぶりに顔をあわせたら、
「やっと腫れがひいてネ・・・痛みはまだ少しあるけど・・・」
「あ~、それはよかったですね・・・」



そんなところへ、お隣のAさんが通りかかった
相変わらず、そそと愛犬を連れてだ。

「おはようございます、このワンちゃんですか? ボールを飲みこんだの」
「いいえ、別のです」
「あら、そうでしたか、それでこの犬は大丈夫ですか?」  
(えらい太っている、肥満犬だワ)
「いいえ、今 この人は咳をするのでタクシーで 病院へ行って来たところです」
「エェッ?この人? イヤ 犬が咳を?、一体どんな声で?」 
 (おかしくて笑いが止まらない)

「ゲェホッ!ゲェホッ!・・・ってですよ、 のみ薬をもらってきましたから・・・」
「へえ~ それで薬は、どんなにしてのませるの?」
「ドックフードを小さく丸めて伸ばして、その中にくるんで・・・」

延々と続くお話に、Tさんと私は足を蚊に刺されてしまった。
はぁ~  かゆいよ~

「それで、また支払いが6,000円でした」とオチもついた。
    ( 保険に、ちゃ~んとはいってるんでしょ 、大丈夫!!)

  ヤレヤレ~ あ~しんど!! 人間と犬の病気  
いったいどうなってるんじゃ~

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3万円にギョッ!!

2011年06月19日 | うふふ

        梅雨にぬれても健気に  庭のしらゆり、いい香りです

 町内ではリサイクル当番が組まれていて、2軒ひと組セットで時々順番が回ってくる。

午前7時から8時まで リサイクル品の仕分けに立ちあう役目だ
昨日は、じいやとお隣のAさんが当番だった。

リサイクルの仕分けも、皆慣れているので ただ立っているだけでは
1時間が退屈なのかもしれないナ。
 私は1度も経験なし、申し訳ないけど・・・

8時過ぎに、じいやが笑いをこらえて帰ってきた。
「 いったい どげんしたと? 」

Aさんが立ち番中に、ポツリと話し始めたのが犬の話だったそうな。

『 犬がですね・・・ よだれをたらして 動かないから 病院につれていきました。 』
「 ほう、それで? 」
『 獣医の診察を終えたらですね・・・ レントゲンで見たら、胃になかに丸いものが
みえたって、それが ゴルフのボールで・・・ 』
「 えぇッ? ボールが? それでどうなりました? 」
『 手術でとれましたが・・・3日間入院して  3万円かかりました。 
「 え?入院ですか?犬が? 3万円!! 」

犬とゴルフボールの、苦しいけどホットなお話。
でも、いったいどうして、あのゴルフボールをのみ込んだのやら?
ちなみにその犬は、座敷犬で散歩に行く時も、Aさんがまるで花嫁さんの手をひくようにして
そそと連れていく 小さなちいさな犬なのですよ。

動物だって病気をしたら 人並、いやそれ以上にお金がかかるようですネェ・・・

犬の健康保険?、ある訳ないでしょうネ
愛犬家のみなさんも 大変です。

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3人娘に・・・

2011年06月17日 | ばあやの本棚

 昨年買った鉢植えのスパティ、
株分けしたら、今年も 小さな花が2つ咲いて 感激 !!

ふんわりと純白のドレスにつつまれた花嫁さんを想像しました。

6月も半ばすぎた。1年すぎるのが早いこと・・・

昨年は春と秋 2度も呼吸器科へ入院。

主治医のK先生はいつも もの静かな雰囲気で患者の信頼も厚く、わたしが
お世話になってからもう10年が軽くすぎた・・・
そうだった、思い出した~  

ある日の主治医と患者(私)の会話です。

入院中にたずねてみた。
「先生、AB▼菌の賞味期限はどれくらいですか?」
「賞味期限?おもしろいこといいますね。
     そうですね、だいたい25~26年位の統計がありますよ」
「そうですか、じゃ私は発症してから約15年ですから、あと10年がんばれば、わたしの勝ち?でしょうか?」

「アハハ・・・賞味期限、または菌の寿命というか、
それとも・・・    (← ここが気になる・・・)
まあ、どちらにしてもですね・・・」と 言葉が続かなくなりました、二人とも・・・。

そして 先生の次の言葉がまた気になった。

「わたしには、現在 3人娘(患者さん)がいますから、それが気がかりでしてね。」と
「え?わたしも含まれていますか?3人娘に・・・」
「いいえ、杏子さんは、 入ってはいませんよ、軽い方ですから」 だって
これはハッキリといわれたが、
入りたいような、入りたくないような、変な気分になった。

だいたい あと10年ももつのかな?私が・・・
先のことは、わからないよね。

チトあつかましいから、笑ってすましとこ・・・ 

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スイカと烏(カラス)

2011年06月14日 | ばあやの本棚

 ことしもスイカの苗を5本買ってきました。畑はひろいので
         自由に伸びてくださ~いと言ってあります。

すいかの赤ちゃんとお兄ちゃんの記念写真です。
赤ちゃんは 直径1センチぐらい、産毛に包まれて可愛い卵型です

お兄ちゃんはもう ソフトボールより大きくて、直径は20センチぐらいでしょうか。
縞模様もハッキリとついて、一人前じゃ~とおもうとるかも・・・

近所のお百姓さんが
『 頭んよかカラスがねろうとるばい、 熟れた頃ば、ちゃ~んと知っとるけんな、
カラスにやられんごて 網ばかぶせとかんな 』と教えてくださいました。

「 はよ、ネット(網)ば買いに行かんね 」とじいやに云っていますが、
この雨で なかなか動きません・・・
パソコンで 囲碁に夢中、聞いてないよ~ じゃネ・・・

そのうち、カラスが先に「俺がカ~ウ・カ~ウ!!」と 来るかもしれんナと 思うております。 
後で悔やんでもしりませんから・・・

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きゅうりの赤ちゃん

2011年06月12日 | ばあやの本棚

我が家のじいや農場はいま夏野菜の可愛い苗が、日毎に大きくなってきて
にぎやかになりました。

  身長 約10センチ位のスマートな、きゅうりの赤ちゃんです。

なすび、とまと、とうもろこし、ピーマン、カボチャ、きゅうり、
すいか、サツマイモ等・・・

この梅雨がめぐみの雨でグングンと成長しています。
今日は、きゅうりの赤ちゃんをアップしょうと思い パソコン立ちあげたら

飛び
込んできたニュース!!

★ ドイツの保健当局によると、9日、ドイツを中心に感染が拡大している腸管出血性大腸菌「O-104」で死亡した人は、ドイツ国内で29人に達し、スウェーデンの1人を含め、ヨーロッパでの死者は30人となった。ドイツの保健当局は、感染は減少傾向にあるとしているが、感染源についてはいまだ特定されていない。
http://www.news24.jp/articles/2011/06/10/10184273.html


★ [ベルリン 30日 ロイター] ドイツで北部を中心に病原性大腸菌の感染が拡大し、30日までに14人が死亡、少なくとも329人が重症となっていることが、同国政府の発表で分かった。今後数週間にわたり被害がさらに拡大することが懸念されている。・・・

なんということでしょうか
今日本では東北地震、原発問題でゆれている最中、復興にむけて最善の奮闘がなされているというのに
まさか、外国からのきゅうりに大腸菌とは!!

きゅうりは夏の野菜では緑の宝、料理も多種多様で 
涼を感じさせるには最高のやさいですのに・・・

地球がせまくなったような気持ちがします・・・
我が家のきゅうりは無農薬、消毒なしで 安全宣言。
でも スタイルはいまいちかな?・・・

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こんなお祝いに 感動!!

2011年06月09日 | ばあやの本棚

このほど お二人あわせて 153歳の結婚式に紹待されました。



「お二人は実に50年来、赤い糸で結ばれてありました・・・」
ご披露宴での 古いご友人のお祝いスピーチに
「まぁ~・・・」と106名の招待客の皆さまから拍手喝さい!!

お二人は長い間、ある会で共に苦労をされて来られたそうですが、初対面の時の私は
お二人を、仲の良いご夫妻だなと思った記憶があるのです。

ところが、ご主人となられたHさんは、先に奥さまをご病気で 亡くされて それ以来独身、
不自由な生活ながら、いつも柔和な笑みをたたえられてあり、わたしは亡き父親を連想していました。

一方、ご婦人となられた M子さんは、お一人暮らし、
いつもきびきびと明るくて積極的な職業婦人、多方面でのご活躍、色々と気配りの利かれた素敵な方です。

会の諸々をこなしてのまとめ役でもあり、これまた よき姉のようだと思えました。

昨年末、お二人にお逢いした時には、
M子さんが、『Hさんが自転車で転倒して骨折をされてね』と心配そうでした。

毎日の生活をどうされているのかしらと、わたしもチョット気がかりでもありましたが・・・

そして今年3月にお逢いした時の、Hさんの突然のお話に感激!!納得!!安堵感!!
そばのM子さんを見やりながら、はずかしそうに  『一緒になりました・・・』と 

え?
一瞬 我が耳をうたがいました。
「えぇ・・・、もう心配で・・・」と  これもまた乙女のようなM子さんの微笑みに思わず、

「おめでとうございます」
ドキドキでご挨拶をいたしました。

お披露目の日
M子さんの初々しくて 嬉しいご挨拶の中で、印象にのこった一言。
「毎日のご飯を二人でいただくのが、これほど美味しいとは思いませんでした・・・」

思わず涙声のM子さん、
気丈な人柄だと思っていた私の胸に、グッとこみあげるものがありました。

披露宴は控えめながら、そのお二人の熱愛ぶりに
会場はわれんばかりの拍手と歌声につつまれました。

2時間ほどの幸せ気分に、わたしも充分におすそわけのお土産をいただきました。

こんな幸せも、あるのですね。 

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