いつのまにか梅の花がいい香り
春遠からじ・・・
長い冬ごもりでしたが、ぼちぼちパソコンひらきました
またどうぞよろしく
2月16日
今日から確定申告の受付がはじまった。
準備はすでに出来上がっている。
いつもは早めにゆくのだが、今年はなんとなくダラダラとすごしてしまった。
11時ごろ、じいやをせかせて出かけたがやはり会場は満員状態。
受付番号は225番
座って待つ椅子も空きなしで壁によりかかっていたが、
やっと一人分椅子があいたのでじいやに。
その時呼ばれた人のナンバーは168番・・・
「へぇ~いまが168番・・・
225番ねぇ。いまから50人以上待つことになると一体なん時間待つのやら?」
風邪が流行中、途中でマスクをとりに車にもどった。
もどってみると、じいやが隣の人とさかんに話し中。
珍しいこともあるもんやと思っていたら
「ほら、おぼえとるやろ 炭鉱でいっしょやった同級生のKさんたい」
偶然1番ちがいで、隣の席になったらしい。
「・・・? あ~Kさんでしたね。奥様はおかわりございませんか?」
「はい、家内は65才まで仕事しよりましたが、もう定年になり
今は家にとじこもってばかりで・・・」と気ずかってあった。
奥様は学校の先生で、現役時代はバリバリと仕事をこなしてあると聞いてはいたが
やはりいずこもおなじかぁ・・・と、年を重ねることへの一抹のさみしさを感じた。
身ぶり手振りでなつかしそうに、二人は炭坑時代の話がはずんでいる様子。
ようやく空いた椅子にわたしは腰を下ろして
ちらちら二人の後ろ姿をながめていた。
そして・・・
「225番のお客様~」とやっと呼ばれたのが午後の3時過ぎ。
空腹をかかえて、二人で係りの窓口へ書類を提出。
書類は、ほぼ完璧だったのでスムーズに手続終了。
少しばかりの還付金がありホツとしたけど あ~つかれたよ~
ようやく解放されて税務署をあとにした。ときおりチラチラ小雪も舞いはじめている。
「なんか温かいもんでも食べてゆく?」とわたし
「う~ん、腹へったよ~」
長い一日がおわった。