ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

CT検査も命がけ?

2011年12月31日 | ばあやの本棚

12月になると毎年思い出して・・・

さかのぼること30年前に、K大学病院で脾臓のう腫がみつかり、切除手術をうけた。
二人の娘はまだ高校生と中学生、三交代勤務のじいやを残しての入院は思いがけないことで、
見舞いに来る二人の娘のちいさな声
「ママ、早く帰ってきてね」 さみしそうにかえってゆく姿に涙。

銀杏の葉が、黄金の絨緞のように散りばめられた大学病院のひろい庭、
もう、これが目に残る最後の風景だろうかと、なおさら寂しさがあふれた。

しかし、手術は成功した。無事に帰ることはできたが、ひとつだけ気がかりな医師の言葉があった。

『杏子さん、これからは細菌性の病気に充分に気をつけてくださいね。』
どういう事か? あまり理解はできなかったが、とにかく家に帰ることができたからそれで満足だった。
あとで分かったことだが、脾臓摘出により免疫力低下をまねく原因となった。

その時に一緒に見つかったのが、”肝臓血管腫”  約20ミリ大のが二つ。
これは心配はいりませんが、「毎年検査は続けていてくださいね」といわれた。

それから約30年。いろいろな病気となかよくしながら・・・
今は大学病院から近くのKクリニックへ転院して検査が続いている。

毎年誕生日近くに検査を予定しているが、今年はひとしお母の介護に追われて忘れていた。
11月26日、母の最期を看とってから、ようやく思い出して・・・

48ミリと急激に肥大していたため CT検査まで。
造影剤をつかっての検査、副作用の説明がギクリとすることばかりで、
受ける前からドキドキ・・・ ピンコロなら、OKよの心境でうけたが
・・・難なく終了。

昨日、Kクリニックの先生から電話あり。
『心配はなさそうですが、話しておかねばいけないことがあるので、年が明けたら来てください』

あ~、お銛を抱いて年越しに・・・

じいやの誕生日に渋柿ぶらさげて、今日やっとできあがりました。
お正月にみんなでいただきましょう。

そこで一句

~あなおかし 爺も小走り
             師走かな~

話は突然変わって、今日はジャンボ宝くじの発表あり
なんと数枚買っていた中から、7等が6枚、  6等が一枚に当たり
      「ひゃ~、やったね!!」

一億円は夢と消えたが、終わりよければ、全てよし!!
皆さま この一年 色々とお世話になりました。
  またどうぞ来年も、よろしくお付き合いくださいませ。

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私は蟻か?

2011年12月28日 | ばあやの本棚

いきなりプンプン!の話でごめんなさい。

極寒の師走ですが、なんでもかんでも師走のせいにしていそがしか!ではいかんと思うことあり。
ほんの 一言が命取りになるかものお話。.

ある電器量販店での出来事、あんまりな応対にさすがの私もプッツン状態に。
まぁ、そのまんまついでに聞いてください。

お正月がくるというのに電気ストーブがストライキ。
新しいのを求めて、いつもの●▼×器店へ。
長年相談にのってくださる担当の方はあいにくとお休み。

仕方がないから傍のチョィト、イケメン店員に聞いたのが間違いのもと。
(腹が立っているので、さんは無し)

ずらりとならんだ電気ストーブ、どれがいいかと迷いながら、
そばに置いてあった数種の説明用のパンフレットから気に入ったのを選んで・・・

「あのう、これはおいくらでしょうか?」と聞いたところがだ、

『目の前に書いてあるでしょう ぁ・・・』
さもうるさそうに云ってのけて、私をその商品の前につれていった。

床から10センチ位の台に貼り付けてあった価格表だ。
表示も小さくて、これから値下げしますと、色々ベタベタとストーブの間に
宣伝文句と価格表が貼ってあるから、余計にわかりにくいのだ。

むっ!とした私は「これは目のじゃぁないですか!!」  

あんまりくやしいから云ってやろうかと思ったが、ここでグッと我慢するのがの杏子さん。(えらい)
買うのはきっぱり止めにして、サッサと店を後にした。

いままでに、その店では
パソコン7台、プリンター2台、スキャナー1台、エヤコンも数台、
テレビなんか数えるのも面倒なり、冷蔵庫数台、デジカメも数台、
その他、娘達の嫁入り電気製品などなど、書くのも面倒な程いっぱい買ってきた。

長年担当の◎◎さんには、本当に申し訳ないけど
「もう絶対に買ってやらないから!!」と短気な私なのでありました。

もちろん帰りに別の店で、お気に入りの同じ電気ストーブを見つけた。
●▼×器店よりも、グッとお安く買えたことも追加してお知らせしておきます。

あ~ぁ、しかし・・・われも年とった証拠なりか?・・・



こんなカボチャが、今年はできました。
のんびり、ゴロリと横になり
怒らない、怒らない・・・腹をたてない、たてない・・・

昼寝をして、おさめまようか。
 

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独り言

2011年12月26日 | ばあやの本棚

この秋、10月に開催された ”ねんりんピック2011熊本” 
大成功を祝っての太極拳サークル ”優駿”チーム 忘年会があり参加した。

会場を下見すること2回、  22日・PM7時より。
参加者、 約20名でにぎやかに開会。
ペチャクチャ・・・ペチャクチャ・・・
1本〆で散会となった。

太極拳・集体演武に出場のみなさん

多忙だったこの一年も、まもなく終わりを告げようとしている。

”ねんりんピック2011熊本” 練習には、竜頭蛇尾、とうとう体調不全で参加をあきらめ、
応援団と写真班にまわった。

太極拳を始めて約13年余、幾山河を 乗り越えて楽しむことができたことは最高の喜びだった・・・
「復帰はまだですか?」との問いには答えようがないのが、今の私の本音。

人情熱き K先生には、心からのご指導、助言、励ましをいただき、今日まで歩いてくることができた。
涙と嬉しさがあふれてくる。

しかし、高齢の母の介護から、永久の旅たちまでの長い欠席状態から、体力的にも意気消沈・・・

もう限界ではないだろうかと迷いはじめて・・・あぁ 潮時かも?
眠れぬ夜、涙があふれてくる・・・

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続・ お忘れ物 ダブルパンチ

2011年12月24日 | ばあやの本棚

電話で
「お忘れ物は、お預かりしていますのでご安心くださいね。」とやさしい声に二人でホッ!

翌日、バックを受け取りに、再び熊本へ
お礼の気持に、大牟田名物 『草木饅頭』を持って行こうと
朝から買い物に行き、どうもありがとうと お店をでようとしたら・・・

「あのう、バックをお忘れです・・・」と店員さん
「あぁッ!!またやってしまった。」  アホカイナ・・・

「これじゃ~、草木饅頭をもう一箱買って、
この店に草木饅頭もって、お礼に来ないといけませんね、エヘヘ」
 店員さんも、つりこまれて、「オホホホ・・・」

この話をじいやにしたら、「俺と変わらんごてなりよるたい!!」といってくれました。

買った荷物に気をとられて、 お金の入ったバックを置いていかないようになさいませ。

トホホ・・・  K病院ではこの棚に置きました・・・ 
               ↓

  この棚にご注意を

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お忘れものが・・・ダブルパンチ

2011年12月23日 | ばあやの本棚

あ~、このごろ忘却の世界にどっぷりひたっている。

毎月2回の熊本の病院行きも、今年はあと残すところ1回、なんと師走の28日に。

早朝から一日がかりの通院には、じいやも相当に参っているのでは・・・
帰りには途中にある、きれいな整形外科のK病院で一休みが楽しみ。
(以前、一度だけ整形外科を受診あり)

先日のことだ。
その病院で介護用品や、すてきな入院グッズを見ていて、簡単なガウンを一着買い求めた。
それから地下の売店へ・・・

2年前に買った湯たんぽが、湯漏れしてきたので相談してみたら、快く代替え品を下さることに。
本当は、買い替えるつもりでいたから・・・ K病院はさすがに物分かりがいい。




代替え品としていただいたD社 製品の湯たんぽ。
袋もついていました。


但し、特殊なゴム製品なので お湯の温度は70度まで。
 今年は電気毛布なしで省エネ活動中です。
 

帰りついたころに、K病院からの電話。
『赤いバックを、お忘れではありませんか?』

ハッ! 無い、ない!!
健康保険証、診察券、予約券など一式がはいった赤いバックが・・・
無いのだ!!

一番大切なものを忘れたことがわかり、おたがいに目をあわせて 
「俺じゃないよ」、「私じゃないよ」だ。

ここで、責任のなすり合いしているところか?  もう!!

バトル再開か?

 

 もうすぐクリスマス    続きは次回へ・・・

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その10倍よ!

2011年12月22日 | ばあやの本棚

夕方めずらしく、あ~ちゃんからの電話。
「あ、おばあちゃん?あのね、今日、持久走があったったい!」
  「あら、そうやった」
「何位だと思う?」
  「う~ん、さてさて~? 1位!!」
「その10倍!」
  「へぇッ!、ホント?  きつかったやろ?」
「いや、全然!!」
  「がんばったねぇ~」
「うん!、ばっちりよ」

あ~ちゃんの声は、はずみっぱなしだった。思えば、3年前の持久走の時は(2年生)

http://blog.goo.ne.jp/himawari_008_may/e/63deb25eb245c1a7b579c7a13f5d3026gannbari 

真珠のような涙をこぼしたあ~ちゃん、くやしなみだかと思っていたら、
「胸がいたかったんよ」と・・・。

2年経過で見違えるような成長。
今年は、10位で元気も10倍、完走出来たとの報告だった。   おめでとう!!

来年は、年女  小学校6年生に  『あ~ちゃん 『がんばれ!!』 

  卒園式の日


     


  4年生の 頃、ある日の日記

 

この春やすみに・・・ 
手にしているのは、庭のさくらんぼの実です。

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30円

2011年12月20日 | ばあやの本棚

急に寒さが強くなり、冬将軍の本番だ。

近くのホームセンターに自転車で買い物に行く途中のこと。
信号が赤に変わり、自転車にのったままで待っていた。

すると突然、後ろから男の声。

「奥さん!30円もたんですか!」

ギクリとなった私は大きく頭を左右にふった。

「チェツ!」といって男は去っていった。

いましがた、たばこを吸いながらパチンコ屋からでてきた男だった。

お人よしの婆さんのようだから、のろのろと財布をだしたら「サッ!!」と
ひったくりでもして、逃げるつもりだったかと思うと
急に腹がたってきた。

「な~に、その手にはのりませんよ!!」

信号が青に変わった。
でも、怖い世の中になってきた・・・

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じいやは74歳になりました。

2011年12月19日 | ばあやの本棚

長女夫婦からのプレゼント

アップがおそくなりましたが  12月9日(じいやの74歳誕生日)


宅急便がお昼すぎにとどいた。
縦が約100センチ×横約70センチ位のえら~い大きな段ボール箱、  送り主は長女の夫名だ。
孫のK君が、宅急便で来たか!!と本気で云ってみた。

中から、おおきな蘭の鉢(オシンジューム?)が、で~んと姿をあらわした。
「へ?俺の誕生日の祝いに、花かね、珍しいけど嬉しかね」
じいやはおどろいたが、やはりうれしそう。

ところが宛名は ばあや「杏子さま」となっている。

???

「ははぁ~、  そりはねぇ、S子ば~ちゃんがおらんようになって
杏子が寂しろうと思う,K子ちゃん(長女)の思いやりじゃなかとね?」

「あ~ そうかもねぇ、  ほんなら二人分の嬉しい花になったね。」

その日、深く印象に残った、じいやのひとりごと。

「あ~、住宅ローンも あと一年で終わりか・・・」  
実に長い25年であった・・・  心からありがとうと感謝の気持をこめて、

「えびすビールで乾杯!!」

ほんのチョッピリ、私も頂きました。

 

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残された品々から・・・

2011年12月18日 | ばあやの本棚

14年の間、看て来た実母がとうとう天国へ旅たち、ポカンと大きな穴があいたような毎日を過ごすようになった。

思えば、母が初めての施設へ引越しの時はほんとうに大変だった。
引越し屋さんに頼んで荷物の整理をすると、軽自動車に山ほどの不用品、そのほか諸々で数万円が必要だった。

それから14年後にまた同じことをすることになろうとは
今、施設の荷物の処理がようやく終わった。

遺品といえば大袈裟だが葬儀の後、妹達が残された品物の中から、思い出の詰まった品々を
それぞれに手にして去り、まだ使えそうな衣類や小道具は施設の方で引き受けていただいたので、
残りはわずかになり、ひとまずかたついた。

ところが、市にひきうけてもらう為に数個のビニール袋に詰めていた品をトラックに積んで行かれた後に
不思議なことが起きていた。

袋から、敗れてとび出していた小さなゴミを集めようと、近くに寄った時、キラッとひかるものが・・・

それは・・・

母の手作りと思われる、白い花びらがエメラルド色の台座にのせられた小さな指輪、
アスファルトの道端にコロンとおちていた。

  「私はここにいるよ・・・」とでもいっているような・・

いったいどこに、どういう形ではいっていたのか、全然見当もつかない。
主な品物は確かに妹達がもらって行ったはずなのに。

少し曲がってはいたが、たしかに母の細い指にさされた時もあったのだろう。
ひろいあげて 握りしめた。

つめたくて小さなかわいらしい指輪。

「いつまでも私を、忘れないでね」とでも云っているのだろうか・・・

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老前整理

2011年12月11日 | ばあやの本棚

72年という、生きてきた歴史を刻むいろいろなものが、身のまわりにあふれてきた。

先日の新聞で、
93歳の吉沢久子女子の生活術として『前向き。』という新刊を目にした。
むさぼるように読んだ見出しの項目のひとつに

物忘れはそのまま放っておく。年をとったら気長に待つことも大切。

なるほどねぇ、これは気楽でいい。
 わたしは、探し始めると汗をかくまで探し続けて見つかったら、にやりッ!として
「あんた、なんでここにいるわよ~っていわんの?」と軽口を言ってホッ!

もうひとつ、気になる言葉があった。
写真や手紙を後に残さない。自分で処理する勇気を。

これは抵抗があるなぁ・・・
でも手紙を少し処分してみたら、気が楽になった。

結婚後47年余、じいやの給料明細書と家計簿はまだ残っているワ・・・
これの処分が・・・出来るかしら?

この頃は体調もいいようだし、あと少しだけ気合をいれてみようか?

吉沢久子女史の年齢までには、あと10年もあるし・・・

 

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