小学生低学年の女子に、寄り添うようにして走る君原選手
市の恒例となっている、市民健康マラソン大会は
1月20日、記念グランド周辺で開催された
風もなし、気温は低いけど絶好のマラソン日和だ。
受付時間を2時間も早く来てしまい、ゼッケンをもらっても
練習はできないし、仕方ないので観覧席でじいやと二人で寒さに震えながら待っていた。
お世話される方も含めて、小学生から高校生、一般参加者まで3,2000人余。
往年のオリンピック選手、君原健二選手を迎えて元気な小学生の開始宣言で開催された。
まず小学生の親子づれから競技開始。
一般参加は午後にかかるので、観戦しながら待っているのもまた楽しいもの。
それぞれの競技に黄色い声がとび、いっせいにビデオカメラをもつ若いパパ・ママの姿が
あちこちに賑やかな事。
さて12時頃、ようやく一般参加の時間になり、準備場所へ集合。
準備体操中に、ふらりと現われた福岡在住の長女が、ハイポーズといってパチリ
ちょっと照れ気味で・・・
39名のゼッケンは500番台です。
一般の部、参加者全員は30才代から50才代以上、よくみると皆若くてファイト満々。
「え?こんなに若い人たちと一緒に走るの?う~ん こりゃダメだ」
男女含めて39名が一緒にスタートラインに並んだ。
もう勝負はついたも同然!!
ぼ~っとしてる内にスタートの合図、 号砲!スタート
だぁーっと、走り出した時からもう一番ビリになったが、なんのそのとあらん限りの力を出して
もくもくと走った、走った。
途中で 「杏子さ~ん がんばれぇ!」
『おばあちゃ~ん ガンバレェ~』の声に手を振って答えた。
グランド(400メートル)を1周と4分の3を走って、沿道に出て約1・3周走って、
合計2キロのコース。
グランド2周目になった頃、一人のおじさんが、わたしの横に並んで走っている。
え?伴奏してくれるのかな? 走りながら軽く会釈した。
ところがおじさんは、その後ギアを切り替えて、ぐ~んと私を追い越して走り去っていった。
あ~、やっぱりビリか?
でも走るのに息切れはしない。
「負けてたまるか!」と最後のがんばり、外周の坂道を駆け上がり
とうとう、そのおじさんを抜いた。
そのまま逃げ切り ゴールイン!!
もう くたくた!!
38番のカードをもらった。
順位はともかく、完走はできたなぁと満足の笑み。
おそらく走者39名の中では、最高齢者ではなかったか? わたしが・・・
スロージョグからマラソンに切り替えたのは、1月にはいってからのこと。
まだ数日しか練習もできていないし、無理だと承知の上での出場だったから
73才、お婆のがんばりで、38位でも満足なり!!
しかし、スロージョグからマラソンへの切り替えは、難しかったわ。
・・・またスロージョグにもどろう わたしには、これが一番!!