空をながめて
「あ~今日も 雨かぁ・・・」
我が家、雨の庭で こんなひとこまが見られました・・・
サークルでお友達になれた Mさんより久しぶりに お便りをいただいた
なんと温かみにあふれた 絵手紙 でしようか
「孫の誕生で 3キロもダイエット くたびれました・・・」
うれしいお疲れ模様の近況報告も ほほえましかったが
赤いつまかわのかかった下駄の絵が さらりと描いてある絵てがみに
なんともいえぬ懐かしさをおぼえた
梅雨 降りしきる雨 つまかわのかかった下駄・・・
しっとりと 女がひとり
蛇の目傘 うつむきかげんに
あじさいの道を ゆっくりと歩いてゆく・・・
「あぁ、いいなぁ・・・」
そんな情景を想いながら みつめていました
早速に わたしもお返事を書きましょう・・・
6月もあとわずかに
梅雨明けも まもなくでしょうか
「この時期に降る雨を、どうして”梅雨" 梅に雨と書くの?・・・」
「そら、簡単よ 梅の実が熟すときに降る雨、梅雨たい」
夫は自信ありげに わたしに・・・
「うーん、正解やねぇ」
でも調べてみたら
この時期は ”毎”日のように雨が降るから
梅と云う字があてられたという説も・・・
旧暦では 6月は5月にあたることから梅雨を
五月雨ともいう説も・・・
”五月雨を あつめて早し 最上川 ”
芭蕉の句でおなじみだ
なんて ロマンを感じさせる豊かな日本語であろうか
熟した梅を保存食として蓄える知恵・・・
これもまた日本ならではのこと
そこで 小梅を漬けてみた
いや 小梅を漬けてみたというより、赤しそをいれただけのこと
小学校時代の恩師、
K先生は 76歳になられるが お元気そのもので
いまだに もと生徒の私たちは なにかにつけて甘えさせていただいている。
毎年、梅をたくさん収穫されるので 近くに住んでいる私はよろこんで
その小梅をいただく。
今年は手廻しよく、すでに塩漬けの梅をいただいた
「ラッキー!!」
それですぐに赤しその出番になったのです。
「あ、染まってきたよ、真っ赤よ、きれいね」
毎日、びんのふたをあけて のぞいている・・・
たのしみなこと~
K先生には小梅ちゃんの絵手紙をさしあげた。
今年もたくさん繁った赤しその葉、
残りで ”しそジュース”をつくってみた
ひまわりさんよりの レシピ通り クエン酸をいれたら
とてもきれいな濃い紫のしそジュースができあがりました
ひまわりさん どうもありがとう
そしてヨーグルト入りのしそゼリーもできましたよ
冷たくひやして
「さあ、 あーちゃん、めしあがれ・・・」
絵にマウスONをどうぞ
昨年はこんなに大きい ごうやが・・・ ( にがうり )
杏子
「 つかまったよ 」
「 え?とうとう捕まった 犯人? 」
「 ちがう・・・ 」
近頃 凶悪犯罪が多すぎるので 勘違いしました
(こんな胸の痛む 寒い、ニュース記事は ほしくはない)
蔓が、ようやく 手さきの棒に巻きついた ごうや (にがうり)の話でした
南側の部屋に 夏は日差しが強い
ひと夏で内障子の障子紙が黄色く変色してしまう
今年は 発育旺盛な ごうや で 日除けの棚をつくりました
日陰ができて ごうやもできて 「一石二鳥といくかなぁ」
畑のごうやと 庭育ちのごうや
さて 勝負のほどは、あとのお楽しみ・・・
この夏は、ビタミンたっぷり 元気もりもり フアイトで行くか
日除けのごうや棚 美味しい実も期待
これで だいじょうぶやろか
水やりば、忘れんごてね~
"ナンバーズ ロトくじ ”を 買った、はじめてだ そわそわ
4けたの数字を無差別に選んだ ドキドキ 1枚買いました 200円也
さ、発表!!
わたしの番号 6045
あ~ッ、残念ッ、ざんね~んッ
6が5だったら、5だったら なんと 98,500円 だったのにぃ
くやしいッ
そうは問屋が おろしませ~ん
こりづに またどうぞ・・・
ささやかな 杏子さんのお楽しみでした
もうひとつ お・ま・け~
まだ夫が現役のころ 職場のふれあいレクレーション、楽しみの抽選会では思いがけない三等賞!
グリーンの 自転車が大当たり!!
さてその夜の事 友人の結婚式帰りの 長女 ○子ちゃんを、夫が駅まで迎えにいきました
「 自転車にあたったよ!」
「えっ?パパの 車にねッ?」ドッキン
(新車買ったばっかり・・・)
「くじ引きたい! 当たったのは 自転車に!! 」
「 んもう・・・」
みちのくの 旅 最上川
五月雨を 集めて早し最上川
(芭蕉の句)
冷たい川を のぼって行けば
近くて遠い ふるさとよ
だいこん飯を たべてても
いろりのあかりが あったかい
やまの家 山の家 帰りた~い
「日本三大急流のひとつ 山形県、最上川へ どうしても行きたい」
夫は わたしの希望にそって
体調をみながら、そして気候も 絶好の初夏、6月を選んでくれた
好天に恵まれての2泊3日の旅は ひさしぶりの楽しい旅となった
おしんのふるさと 山形
1983年 (昭和58年) NHK連続テレビ小説 「おしん」 の舞台となった山形、
口減らしのために奉公にだされた おしんは
どんな気持ちで この最上川を いかだにのって くだっていったのだろうか・・・
「じっちゃ~ん、 ばっちゃ~ん」
おしんの声が聞こえてきそうな・・・
名調子の女船頭さん 随所に山形弁をまじえての案内はおもしろくて、
そして哀愁にみちた 「おしんのうた」を 聞きながらの
一時間程の”最上川下り”は 充分に私達をたのしませてくれた。
おだやかな最上川 そして奥の細道散策・・・
名水で炒れたコーヒーも美味しかった
「泡のでるコーヒーも あるでよ~」の 女船頭さん の一言は また愉快なり
田畑をうるおし、四季をつうじて花をたのしませ
小鳥のさえづりも 聞かせてくれる
しかし ひとたび狂うと 自然の力、天候のままに 荒れ狂うときもあろう・・・
人のいきざまを 見せていてくれるような気がした
母なる川 最上川
豊かなこの水の流れをみつめながら
残りの人生を おだやかにゆったりと生きていきたい・・・
数ある山形の民謡の中から 最上川舟歌、そして親しみある花笠音頭
旅の 一ページに いつまでも残る歌になろう・・・
鳴子では こんなかわいい こけし人形をみつけた
私が畑作業をしていると広がっているかぼちゃ畑(南瓜)をみて
「よくできている、あなたは かぼちゃ博士よ」
と言うので 褒められて いい気持ちになっていると
「いっちょん ならんかね~」
親しいからいいものの、ちょっと ひどすぎるなぁ
追記 みなさまからのコメントありがとうございました
意味不明の
「いっちょん ならんかね」・・・は
「ひとつも ならなかったら どうするの?」
大○◇の標準語でじゃべってしまいました
すんまっせんでした(すみませんでした・・・)
さて 暑さにも負けないで
いまからぐんぐん大きくなりますよ
どんな形のかぼちゃができるのかなぁ
まるいの、それともひょうたん形
かぼちゃ料理、いっぱいありますね
お煮付け、コロッケ、スープなど、団子汁もまた絶品なり
「あなたは どれがお好きですか?」
小さい絵にマウスオン してみてください
父の日、元気でいてくれたら今年の誕生日で92才
ちいさな木工所を営み、子供好きな父は6人の子宝に恵まれた。
サラリーマン家庭と違って年末のボーナス等はなく
商売上不景気のときも多いし、一家8人の生活を支えるのは並大抵のことではなかったようだ。
年末になると材料代の支払い、職人さんへの
給料や、子供たちに晴れ着の一枚でもと、除夜の鐘の鳴りはじめる頃まで
父がそろばんと にらめっこしていた姿を思い出す。
それでも一夜あけて元旦には 私たちよりも早く起きて、
とっておきの着物に羽織の紐も きりッと結んで
みんなが食膳に揃うのを にこにこしてちゃんと待っていて
「おめでとう」
父は着物の袖にゆっくりと手をいれ、真っ白い封筒のお年玉を一人ひとりに手渡してくれた。
子煩悩だった父は 長女のわたしが嫁ぐと母以上に寂しがり、初孫誕生の知らせに、
雪の中を自転車で病院まで駆けつけた。
孫は目にいれても痛くないというが 父もまたそのとうりであった。
逢うたびに可愛く成長する初孫に目を細めながら、好きなお酒をちびりちびりと
楽しんでいたのに・・・
2人目の孫を抱くこともなく 51才の若さであっけなくこの世を去ってしまった。
いつも元気だった父は寝つくこともなく そばにいた母に
「頭が痛い・・・」とたったひとこといって・・・
その前日、ひさしぶりに実家に遊びにきたわたしと初孫のK子に
「今日は 泊まっていかんね」
夜勤の夫を送りださねばいけなかったので
「今日は帰るね、こんどね・・・」
思い出すたびに悔やまれてならない
6月
みちのくの旅 山形へ "風雅の里"で
父は甘党でもあったので
父を思い浮かべていただいた 茶店の生菓子は美味しかった
亡き父にただひとり抱っこされた孫、 わたしの長女
K子ちゃんからは父の日に うれしいプレゼントを
「しあわせだなぁ~」と 夫の笑顔
「いつまでも 元気でね」の 添え書きがうれしかった・・・
絵にマウスオン してみてください
なすびの花が咲きました
終戦の年、疎開先の田舎で
いっぱい実っているとうもろこし、きゅうり、トマト、かぼちゃ
そして なすび
おばさんが 1本ちぎって まえかけで拭いて
「はい、杏子さん たべてみんね」
おなかがすいていた・・・
そのまま かじったなすび のおいしかったこと・・・
この時期になるといつも思い出す 遠いむかしの懐かしい風景です
世界中、戦争のない平和な国にと・・・
「 はやく美味しい実をつけてね」
願いながら 描いて見ました
梅雨、あちこちで豪雨のニュースを目にすると
改めて自然の力の怖さを知らされる。
でも カラカラの畑をみると 雨が降ってくれないかなぁと・・・
自分のことになると 身勝手だなと思う
今日は思いっきりの晴れ 木々のみどり、空の青がきれいだ
「さ、今日は洗濯物いっぱい乾きそうだね」
でも、ゆっくり ゆっくり と・・・
一番なり、はつものです
きゅうりの とげとげが新鮮で嬉しい
ししとう、ベーコン、もやしを さっとゴマ油で炒めたら美味しそうね
いんげんはどうしてたべようかな・・・
じいやがもう畑にでているから
わたしも がんばらなくっちゃ 台所で・・・