リンゴの種を鉢にまいてみたら、かわいらしい芽がでて本葉も元気に。
果たして実がなるかな? それは何年先かなぁ
6月30日
目が覚めた、時計は午前4時だ。その時 アッ!と思う間もなくピカッと光った稲光 ゴロッ!ゴロッ!と大きな雷の音。
「あっ!パソコンが危ない!」
飛び起きてパソコンのコードをひきぬいた。エアコンの電源も切った。
テレビのコードも外した。 慌てて洗面所の上にある電極盤のレバーを降ろした。
この間は30秒もかからなかったと思う。
息をひそめていたら、静かになった。はぁ、通リすぎたか。
昨夜の天気予報で九州地方に豪雨と『雷雨発生』は知っていたが、そのとうりになった。
どうやら治まったようで、またベットにもどった。
高校1年生の夏、ちょうどお盆だった。
町内で楽しい盆踊りが始っていた。
急に空雷が鳴り始めて、盆踊りも一時休憩になり私は家に帰った。初めての浴衣の丈が少し長かったので縫いなおしていた時、
ピカッとものすごい稲光と一緒に、今までに聞いた事もないような
轟音がして、あたりは真っ黒になった。
あ、落ちた! 雷が落ちた。この家に落ちたかもしれない。
急いで2階へ駆け上がった。
切れて落ちた蛍光灯のコードが天井で燃えていた。
部屋に張っていた蚊帳が落ちていて足にひっかかった。
咄嗟の判断で、水を張ってトマトを冷やしていたタライを抱えて
燃えていた電気コードの火をめがけた。
火は消えた。
母と、生まれたばかりの妹はショックで気絶していた。タライの水がかかって気がついた。妹の弱々しい泣き声が聞こえた。
妹二人が大火傷を負った。
父が泣き叫ぶ下の妹(8才)を背負い、わたしはすぐ下の妹(15才)の手を引いて、よろよろと暗い坂道をのぼり、N外科に走った・・・
雷が鳴ると、遠い夏の夜の情景を今も鮮明に思いだして、ドキリなる。