雨はなかなか降ってはくれないが、近くのたんんぼには耕運機がはいり
田植えの準備がはじまった
明日から もう6月か・・・
二番咲きの花菖蒲がきれいに咲いた
はや~もん よそん子の ふとなっと
(早いなあ よその子どもが 大きくなるのは)
たしかこんな風な肥後狂句?を目にしたことがある
昨日のこと。
いつものウオーキングの途中、中学校近くの細い道を歩いていると
向こうから中学生にであった。5~6人クラブ活動を終えて帰る途中だろうか。
土にまみれた野球のユニホーム姿がさわやかな印象だ。
彼らは、もうすっかり日焼けしていて、皆おなじ顔に見えてしまう。
すれちがいざまに
「コンニワ~」とにこやかな挨拶がきて、わたしも
「は~い こんにわ~ いまねぇ・・・」
すると中の一人が「散歩ですかぁ・・・」と言ったような気がして振り返ると
もう、足早にガヤガヤ話し声を残して歩いて行ってしまった。
今の少年たちは、たしか・・・
そうだ! いつのまにか、すっかり大きくなったあの子たちだった。
もう、5~6年ぐらい前になろうか
我が家の横には、広い空き地があった
草だらけではあったが、こどもたちの結構な遊び場所だ。
放課後になると
毎日決まったように小学生の子供たちが広場に集まり、三角ベースで
日が暮れるまでたのしそうに野球に興じていた
自転車を数台集めて横に並べて、バックネット代わりにしていたなぁ。
暑い日にはアイスの差し入れをしたり
秋には、さつま芋堀を手つだってもらったこともあった。
夏休みになると、ほとんど毎日にぎやかな声とボールのはじく音が 心地よかった。
わたしは、木陰でその様子を見るのが楽しみになっていた・・・
そんなことを思いながら薫風に身をまかせている。