まもなく実母の1周年忌をむかえます。
在りし日の母
カレンダーもなしに、自然の摂理といいましょうか
彼岸花は、今年も秋の知らせを持ってきれいに咲いています。
9月17日秋分の日 そして9月22日は敬老の日でした。
敬老の日、生前母が約4年間 お世話になっていたS施設の敬老会。
ご案内はもうなかったが、なんとなく引き寄せられるようにして
わたしは母の写真をバックにしのばせてS施設をたずねました。
あいにくの雨であったが、にぎやかなことが好きだった母を思うと、
自然と足を向かわせたのでしょうか?
園では気持よく迎えられてまた感激、お世話をしていただいていた看護師さんがすばやく、
私をみつけて、涙ぐんで母のことを思い出して下さいました。
式典はもうはじまっていて、園長さんの挨拶がおわり、
入居者の100歳のお一人の表彰式、
拍手でむかえられた長寿のご本人様は女性で 車椅子で演台に、100歳とはおもえないほどににこやかに笑顔で登場です。
賞状と記念品をいただかれ、ご家族もうれしそうでありました。
母が生きていたら今年は98歳、まだまだ、元気な姿でここに居たであろうと思いながら、
最後まで母の写真を抱いて、盛り沢山なプログラムを楽しんできました。
「昨年は、この中にいたのになぁ・・・」 年月の早さにおどろかされ、
まわりの、笑顔のご老人とそれぞれのご家族をうらやましく思いながら・・・