ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

原爆写真展で・・・

2011年08月29日 | ばあやの本棚

 病院廊下の壁にかけてあった入院患者さん手作りの
涼しげな あさがおの花壁掛け

昨日、近くの大型ショッピング・ホールで、思いがけない66年前の悲惨な写真を目にした。

少なくとも記憶はまだのこっている、原子爆弾投下の写真を数枚を
見つめて、立ちすくんでしまった。

広島・長崎に原爆が落とされてから、66年の歳月はあっというまに流れた。
悲惨でむなしく、悲しい経験を初めてうけた日本。

むかし、昔の幻のような事で、ピンとこない若い人たちが今は多いだろう。
66年も経過すると、もうそのことを正確に伝えるべく人たちも高齢になり、
数少ない語り部の話を聞くこともなくなってゆく。

悲しさをこらえて小、中、高校生などに、どうしても伝えなくてはと
気力をだしきって、現実と未来にも向かって残しておきたいと思われる方々は
少なくはないだろう。 私も其の中の一人でありたいと思う。

昨日、目にした数枚の中で、特に一枚の写真は胸をえぐった。

一面焼け野原に立ちすくむ おさげの少女の瞳は、はてしなく続く焼けた町並み先の方を、
呆然とみていた。セラー服の上着、下はもんぺ姿。

顔、髪も服も灰で白く覆われていた。

『この家が、わたしの家なら、
ここに黒く焦げて横たわっているのは、きっと母でしょう・・・妹と弟も』
  

と 写真の下段に説明が添えてあった。




ふと、小さな女の子の声がして
「ね、お母さん これはなに?」と指差していたのが
数枚の立て看板に貼ってある、20枚ほどの原爆写真だった。 

若いお母さんは、ベビカーに男の子を座らせて、聞こえなかったのか
黙って通りすぎてゆく。まったく興味もなさそうにみえた。

女の子に、私は腰をかがめて言った。
「あのね、これはほんとうにあった悲しい出来事のお話の 写真なのよ」
キョトンとして聞いていたけど、走って母親のあとを追っていった。

女の子には、まだ理解はできないと分かってはいたが・・・
どうしても口に出して言いたかった。

私達の家も、大牟田市への一斉空襲で、焼滅してしまった。
その時のわたしは、6才だった・・・ 

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肩もこるけど、洋裁にも凝ります

2011年08月28日 | ばあやの本棚

  

もう、40年ほど前にもなるかなぁ~
同じ社宅仲間の奥さんから、和裁をすこし習ったことがある。

簡単な子供の浴衣仕立てを習い、1ヶ月ぐらいかかって手縫いでやっとできあがった。
その後、こんどは自分のゆかたに挑戦、それも長いことかかったが、丁寧に仕立てたものだと今頃になって気がついた。

というのは、もう浴衣を着る事もないので、リフォームしてみようと思いついて
ほどきかかったが、
一針ごとに小さい縫い目、袖付けのかんぬき止めときたら
イライラするほどに、糸がくいこんで強くてほどきにくい。

布地を傷めないように注意をしてやっと ほどき完了。
洗濯、アイロンをかけて製図、裁断した。

40余年前の布地がまだ充分使えるので、毎日少しずつ縫い始めて1週間で完成した。

 二枚目のワンピース 

 

あと二枚 ついでに縫い上げた。これは服地を買い求めていたので、簡単に裁断もできて
ス~イス~イとまでは行かないが、早く仕上がった。

モデルがいないので、着物着付け用のボディに着せてみました。
絣風のはツーピースにしたてました。

  三枚目はツーピース
    

ひさしぶりに肩こり、でも満足感達成!!

既製服にはない
良さがあり、
手作りもたまには
いい。



さて、次はなにを?

楽しみだが、
体調とも相談しながらのこと、

気楽に行こう~ 

 

 

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神隠しか?

2011年08月25日 | ばあやの本棚

 これが、からすうりの花だと初めて知りました。家の近くに毎年咲いていたのに。
まっ白できれいですね。
この雨続きで水はたっぷり、川にはメダカや亀さんもいますよ。

秋になると真っ赤に実が熟れて 「キレイ!」と思わず手を伸ばしたくなるが
これが、なかなか手が届かないところにぶらさがっていて・・・・・

最近、とみに物探しが多くなってきた。
時々、じいやが 台所仕事を手伝ってくれるのはうれしいが、
乾燥した食器類を、決まった場所が分からずに適当にしまうから
探し回ることが多いのはチト困る…けど。

「アレ?鍋のふたがないよ、ガラスの器も・・・」
他いろいろありで疑われるのは、まず じいや。

「俺は鍋のふたまで、食わん!」と怒る。
「そうよねぇ、ガラス器もお皿も スルメより硬くて食べられんしねぇ」   ウハハハ・・・

となって、それから二人で探しはじめる。
以前は汗かいて、見つけ出すまで執拗に探していたのは私。
しかし、今は逆転した!!

「もう、よかよか」といってみるが、本人はまだ探している。
なにしろ、疑いを晴らさにゃ~ならんと、必死のじいやらしい。

 先日、暑い日差しよけの帽子が、風で飛ぶので、可愛い飾りのついたチェーン状の止め物を
買った。
ある日のこと、急いで帽子を外した時、止めていた片方の金具が外れていたのに、
気がついていなかった私。

次の日に、はめようとしたら肝心の片方の小さな金具が外れていて、長い方が残っていた。
「これじゃ~使えんね」と、言いながら小さなケースに入れてしまっておいた。

数日すぎて、玄関マットの隅にキラッと光ったのは、
無くしたと思っていた片方のチェーンと止め金具。

「あら、あった! 」 急いでしまっていた長いほうを入れたケースをとりにいったが、
無い、ない、何処にもない。

じいやに聞いたがそんなもん
「俺は知らんよ、よっ~と探してみらんね」 そっけない答え。

肝心要の長い方はいまだに見つかっていない、夏もそろそろ終わりだし もうあきらめた。

でも、鍋のふたは依然として見つからない。
これは大きいからすぐわかるはずだし、不燃物としても出すわけないし・・・
じいやは、時々首をまげて戸棚や床下収納箱、棚の上、冷蔵庫の中など汗かいて探しているが・・・

これは、なにかの崇りか?神隠しか?

「な~んも悪い事は、しとらんとにねぇ」
と、つぶやいている今日この頃・・・やはり年のせいだワ。
見つからないということは、もう必要無いのだと思えば簡単だ。 

「忘れんボに耐える力を、養わんといけんね」と納得した。

   はい、長い読み物におつきあい下さり、ありがとうございました。

さて、はじめの方の話なんでしたっけ? 

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宝くじ

2011年08月23日 | ばあやの本棚

まもなく収穫の秋がやってくる・・・
     米は宝だ、宝の山だ  植えりゃ黄金の花が咲く~

当たると思って、買います、当然です!!

「宝くじ発売!!この売り場から100万円の当選者が2名でました!!」・・・
大型スーパーの横に布看板が、「これ見なさ~い」とばかり風に揺れている。

派手な宣伝文句につい買ってみようか? 宝くじ

「でも、どうせ当たらんし・・・」

「でも、買わなきゃ、絶対に当たらんし 」

一度でいいから、当たるなら 電信柱じゃない、  宝くじだ!!

でも、後が怖いかも、やはり 慎ましい生活が宝ですね。

 

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乳歯がある?

2011年08月22日 | ばあやの本棚

じいやが
「歯の調子がおかしか!」
  「はよ、歯医者さんにいっておいでよ」

と言って出掛けたが、2時間位してようやく帰ってきて、言うことにゃ~

「あんねぇ、乳歯が2本残っとるてタイ・・・」
  「へえっ? 乳歯って あの赤ちゃんの 乳歯のこと?」

「うん・・・」
  「へぇ~ 73歳で、まだ乳歯を保存しとっと   (o^v^o)ハハハ・・・」

ウァハハ・・・ウァハハ・・・二人でおなかがよじれるほど笑った。
その後、

  「それは、もしかしたら 親知らずの歯?」
「うん、そうともいわれた」

  「な~んね、それをはよ いわんなら・・・」

といってまた大笑い。

今日は、おかげで、笑いしわが増えたけど、免疫力は確かにアップした。

今年は この緑・ゴーヤのカーテンで随分といやされました。 
                                     
 

 

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おいしい?っていえば

2011年08月21日 | ばあやの本棚

近くの池に咲いていました。朝の散歩でパチリ

夕ご飯ができた。今日はテレビのレシピをみて一生懸命に、いつもより丁寧に料理をした。

   「おいしい?」って聞いたら
「なんか、いわんなんと?」という。

   「一寸変わった料理よ、なんか言ってよ」といったら
「普通」という。

ここから、険悪モードへ

「まずいならまずい、うまいなら うまいとか いう言葉はなかと?」といったら
だまってもくもくと食べてから、お箸をおいた。

「あ~ うまかった!!」

どうせ言うのなら、初めの一口でいってほしかった!!

こだまでしょうか?
いいえ、この夜から、二人とも無口になりました。

金子 みすずさんの世界? ウフフ・・・

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早朝の出会いに、元気と思い出を頂いた

2011年08月20日 | ばあやの本棚

 やはり、午前4時には目がさめる。

まだ外は暗いし散歩は無理、熱いお茶をのみながら、新聞に目をとうしていると
じいやがトイレに起きてきた。
「はやさ~」
「うん、また寝るけん、心配いらんよ」

とは云ったが、どうも寝るのはもったいないような・・・

5時過ぎたらやっと明るくなってきたので、下駄をはいて外にでてみた
思いっきり背伸びした、 あ~なんていい気持・・・
涼しい風にさそわれて、そのまま農道をゆっくりと歩き始めた。

青々とした稲苗がもう50~70センチぐらいは伸びて、さやさやと朝風に揺れている。
なんとも清々しい気分だ。                                                                                     

そのまま歩きながら、近くの大きなパチンコやさんの駐車場をぐるりひと廻りしてみた。 


コ~ンと音が聞こえた。
「え?、何?」

後ろを見ると・・・
左手にゴルフクラブを持って一心にボールをうって、行く先を見ているご年配の男性。

ボールの傍まで歩いて行き、また同じく左手でボールを打っている姿が目にはいった。

    

「おはようございます」                H・Kさん (本人様のお許しを頂きました)
「はぁ、おはようございます」といいながらも、はやボールを目で追っている。

「10年前までは健康そのもので、仲間といろいろな活動をやっていたのですが、
今はこのとうりで、リハビリと思って・・・」と

話しながらも、ゴルフボールに見立てた手作りの玉を、飽きもせず打ち続けてあった。

右手が不自由になったので、左手を自由にあやつられるように訓練に汗をながし、
今は筆文字にも挑戦、友人のブログに発表の場をもうけてもらってうれしかったと。

さっそく検索してみた。

若々しい20代の頃のH・Kさんと、友人数名との夏のキャンプだろうか?
大分県耶馬渓方面。
羅漢寺、青の洞門、山国川等、なつかしい場面があった。

わたしも、小学4年生の夏休みに、担任の先生に連れられて
初めてのキャンプに行ったのが、 大分県耶馬渓。

菊池寛  「恩讐の彼方に」を先生に毎日少しずつ読んでもらい、感激したことが忘れられない。

そして実際に、大分県耶馬渓へキャンプに行くことになったのだ。
青の洞門と禅海和尚のことが、脳裏から今も消えることはない。

「恩讐の彼方に」で検索したら、どなたかの旅行記で 詳しい記事がありましたので
拝借してリンクさせていただきました。(ありがとうございます)
http://washimo-web.jp/Trip/yabakei/yabakei.htm


写真2枚と下記の色紙は、ご本人様 (H・Kさん)のお許しを得て、掲載させていただきました。




こうして日々訓練を積み重ねて、老いと病を苦にもせず
楽しんである方もいられることを、身近に知ることができた今朝の散歩は
多いなる収穫だった。 

よく聞いていると、どうも私と同年で、高等学校も一年先輩。
おなじ商業高等学校卒業だと分かり、またまたびっくり。

なにか、いいことありそうな・・・

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最近、憂うこと(アメリカでも・・・)

2011年08月19日 | ばあやの本棚

ひとこと 思った事が・・・

  インターネット記事から、一部抜粋

米国でも筆記体は衰退の危機 ?

(注)単に人々が文字を綺麗に書くことを強制されることなく育ってきたことにあるとのこと・・・


ひところ、若い人たちに丸文字なるものが氾濫していたが、最近はそれとは少し違うが
印刷したような直線的な線での文字をよく見かける。 

鉛筆やボールペンの持ち方もなんで?と思うような変な指の使い方。
書く速度は早いが、何とも読みにくい文字に出会うことが多い。

極端に右や左に倒れた直線文字、止めや羽根がまったくみられない棒のような文字、
いったいこれはどうして?

いまでも小学生の孫、硬筆書きによる文字の練習もあり、授業参観にゆくと
綺麗な鉛筆書きの文字を見ることができて、
「これだわ!!綺麗ね」と拍手したくなるのですが…

なぜか成長するにつれて、形に変な癖をみつけて がっかりとなる経験がありませんか?

デパートや役所などで、ボールペンを渡されて、ツルツルした机の上で書くと
文字がふるえたり、すべって書きにくいときが多い。
これは年のせいだとあきらめますが・・・

文字を綺麗に書くということの大切さを、もっと教育しないと
日本人として国語の才覚が失われてゆくような気がしてなりません。

綺麗な文字を見て書いていると、自然に文字が似てきて、
いつのまにか美しい文字が書けるようになるでしょう。

米国でも筆記体は衰退の危機

そういえば、流れるような筆記体の英文字は、見ることは少ないですね。

最近、スイス在住の姪から手紙がきました。

もちろん表には老夫婦にも読みやすいように活字体でしたが
手紙と写真の横には  夫君の名前が、




流れるような、見事な筆記体のサインがありました。

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久しぶりの雨から

2011年08月18日 | ばあやの本棚

 次女がまだ独身のころ、職場の仲間に習って作り上げた  
パッチワークらしきもを、押し入れのかたつけ中に見つけました。
  
こんなかわいいハウスもいいね。

終戦直後のバラック建ての小さな家に、親子6人住んでいた家は
雨が降るとあちこちから ポツン♫ ポツン♫ と雨漏りがしていた。

ありったけの鍋、やかん、バケツ、洗面器、タライ等を  雨漏りのところに置いて回っていたことを
ヒョコッと思い出させてくれました。 

一昨日の朝 、 聞こえが悪いわたしの耳にも、烈しい雨の音。
「降ってんのかな~」と思いながら、また眠ってしまった。

朝方「おお~い!」とよばれて飛び起きたら、誰もおらん・・・
「なんだ! また夢か・・・」  玄関に新聞をとりに行く。
外はまだ暗いが、玄関の石がしっくりと濡れていた。  あ~やはり降ったな、雨が・・・

じいやの顔がうかんだ、ニマ~と してるだろうね。ウフフ・・・

時計を見たら午前4時20分。 「さてと・・・なにからするべ?」

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こんどは私が?  (完)

2011年08月17日 | ばあやの本棚

 いよいよ胃カメラ検査開始、
とろりとした液体を口に10分間ふくんだまま、  注射を肩と腕に2本、すこしトロトロとなる。

先生は、今日もアロハシャツ姿、患者もリラックスできるが、
今日のわたしは、それどころではない。

「では、はじめるよ~」とまたにっこり

マウスを口にはめられて、いよいよカメラの管がはいってゆく。
細いうどん位の大きさであることは、先に聞いていたので するりとはいった。

あとは半分眠っていて、ときどきおなかの中をグリグリされるような気がするが、
痛くないので、またトロトロしていたら、
「はい、終わったよ~」

「しばらく、ゆっくり眠っといてネ」と。

 それから10分ぐらいして、また先生に呼ばれた。

「ハイ分かりましたよ。 逆流性食道炎ですネ。”ピロリ菌”もあります
ま、初犯だから・・・  これからも時々起こるから、その時は直ぐに来てくださいね」

「はぁ~、よかった、てっきり じいやと同じかと心配しました・・・」

胃液を抑える薬をもらって帰りました。
一緒に胃カメラの検査写真をもらって、初めて自分の胃袋の中をみました。
「へえ~、これが・・・」
  
炎症部分がひろがってはっきりと写っていた。
その後は、いまのところ大丈夫~   のような気もするけど・・・

 さて、今日は水曜日 4時50分発 車にて 今から 熊本の病院へいってきま~す。(^_-)-☆ 

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