日曜日の朝方、台所から魚の燻製の匂いがしてきた。
今日のおかずはなんだろうと台所へ入ると、天井から1mぐらいのところまで薄く垂れ込めた白い煙とともに、焦げくさい臭いが・・・
どうやら嫁さんは食事の支度を終えて、自分の部屋でTVを見ている様子。
まもなく、『ピー。ピー。火事です。火事です。』
そして、自分たちの寝室からも、
『ピー。ピー、ほかの部屋が火事です。』
次男の部屋でも鳴ったようで、次男が階段を駆け下りてきた。『くせ~。どがんしたと~』
テンプラ油からではないので余裕をもって、どの程度で発報するのか、本当にワイヤレス機能が働いて連動するのか様子を見ようかと思いしばし静観したが、程なく初期段階で発報し住宅用火災警報器の『効果』を実感できた。
魚の煮付けは黒焦げ状態・・・。
でも、嫁さんは勿論、家族みんな気持ちを新たにしたようで、日曜日、朝の消防訓練(恥ずかしながら実話)みたいだった。