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朝、水天宮前駅を降りると目の前にカバーの掛けられたテントがずらり並んでいる。いったい何のイベントかなあと思い幟を見ると、せともの市の文字。店の開店準備をしている人に聞くと、今日から3日間、10時~20時までやっているとのこと。
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人形町でのせともの市の開催は昭和29年以来 60回目を数える歴史あるイベント。かつて人形町、蠣殻町、浜町などに陶器問屋が多くあり、せとものの供養も兼ねて在庫処分したものらしく、今も神事が行われるらしく、大観音寺の前には神棚もしつらえられている。
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会場は水天宮の交差点から人形町の交差点まで歩道の両サイドで、全部で35のテントを張り、賑やかに市が開かれている。それぞれの店は特徴があり、伝統的な茶碗や皿を売るもの、鍋釜専門、ガラスアンティークを扱うものなど多岐に渡る。また、お客も心得たもので割り引かれた価格からさらに値引き交渉を盛んにやっている。ロクロ体験もでき、子供たちが土をさわっていた。まさに、人形町の夏の風物詩のようだ。
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