hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

山田穂⁈

2013-08-17 00:02:15 | グルメ

酷暑といえるお盆休みの中を休まず働き続けた自分へのご褒美にと三本目の『雪の茅舎(生)純米吟醸山田穂』を開ける。
山田穂とは山田錦の親にあたる品種で(この山田穂と『郷の誉』で有名な茨城県の須藤本家が復活させた『渡舟』という品種を掛け合わせたのが山田錦)、斎彌酒造店の新製品。

雪の茅舎は秋田県由利本荘市の豊かな水で作られたいわゆる秋田女酒の部類で、『まんさくの花』と共に大変好きな銘柄。(最近は新政もかなりいい)
楽しみに口開けすると、まずは一口。予想にたがわぬフルーティーな香り、生だけにさらに口あたりがよい。しかし味わいはしっかりしており、ねっとり旨みが口の中に広がる。はじめはよく冷えているので喉越しがよいが、徐々に適温になり、旨さをさらに噛み締めたくなる。頂いた三本の中ではやはりこの酒が呑み慣れていることもあり、好みであった。
気がつくとつい飲み過ぎそうな酒、ただかなりの酒が守備範囲に入る小生は、まあいつものことかも。

蛇足ながら、帰り道に人形町の酒屋で同じ斎彌酒造店の『美酒の設計(瓶火入れ)』を買ってしまった。これは次の楽しみ。