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東京でうなぎと言えばやはり『うな重』、柳川でうなぎと言えば『せいろ蒸し』と同様、いやそれ以上に有名なのが名古屋の『櫃まぶし』。その制覇が今回の旅行の大きな目的の一つである。
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同じ行くなら『あつた蓬莱軒』の本店(蓬莱陣屋)に限ると聞いたため、岡崎から車を飛ばし、その本店に到着したのが18日午前11時15分頃。しかし、もう門前市をなす状況で受付をすると『午後1時30分』とのこと。また、駐車場も一杯で入れず、やむなく熱田神宮に先にお詣りすることにした。
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そこから熱田神宮に向かうが、こちらも駐車場が一杯、やむなくその先を左折すると目の前に同じあつた蓬莱軒神宮南口店の駐車場の前に。係員に聞くと『今からなら1時少し前くらいな。』と言われ、また、駐車場待ちなら後2台と聞いたため、店はこちらに変更。受付をして車を止めて、まずはすぐ先の熱田神宮にお詣り。
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言われた時間の少し前に帰ると待合室で待つように言われ、待つこと10分。確かに1時には席に着くことができた。
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2階に上がると意外に広い座敷が広がる。メニューを見るとかなり色々な料理があるが、初心者の我々は『櫃まぶし』を2つ、そして『きも焼き』を注文。すぐに香の物、お茶などが出される。頼んだあとメニューをめくると食べ方まで指南されている。
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約5分で『櫃まぶし』到着、指南書通り4つに分けて、まずうなぎとご飯だけを頂く。なるほど炭で焼いた表面がカリッとした鰻は意外にあっさり、タレが思うほど甘く無いせいか、箸が進む。量はかなりあるが、1杯目は5分で完食。そこに『きも焼き』が到着。少し焦げ目がついた大きめの肝は絶品、さらにきも焼きについてきた山椒を掛けるとさらに引き立つ。
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櫃まぶしの2杯目はネギ、ワサビ、海苔を掛けて食べるが、特にワサビが素晴らしい。いい仕事してる。
3杯目は出汁を掛けて本当にさらっとたべる。出汁が控えめで美味い。
4杯目は鰻とご飯に山椒を掛けて半分、これはまた美味い。最後は貧乏くさく残りの薬味を全て載せて出汁を掛けて食べる。気がつくとお櫃の鰻とご飯は空っぽに。
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待つ時間が90分、食べる時間15分、だけど名物に美味いものあり、これを実感、生きてて良かった。
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最後に教訓、初心者で熱田神宮もお詣りするなら蓬莱軒神宮南門店はオススメ。(なお、熱田神宮はじっくり回ると1時間以上掛かる)そしてきも焼きは是非注文すべきである。
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あつた蓬莱軒神宮南門店
名古屋市熱田区神宮2ー10ー26
0526825598