hokutoのきまぐれ散歩

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弱冷房車

2014-09-07 07:51:27 | 日記

鉄道シリーズ その77。9月に入り涼しい日が目立つが、何とか季節外れになる前に弱冷房車(関西では弱冷車)について取り上げてみたい。

第一に弱冷房車と一口にいうが、冷房を何度に設定し、通常の車両と何度違うのか?これには決まりがあるのか?という疑問である。

実はこれは鉄道会社によってまちまちである。昔は通勤時の小田急が寒いと言われていたが、東京地区の私鉄は殆どが弱冷房車は28℃、通常車両は26℃となっている。しかし、西は暑いのか、阪急・西鉄は弱冷房車は27℃である。JR東日本もやはり弱冷房車は27℃、しかし、通常車両は25℃、京浜東北線と京葉線は24℃だから1番冷え冷えである。

第二に弱冷房車両の位置だが、国電と言われるJRの通勤車両は4号車、しかも全11両で1両しかない。私鉄乗入れのある地下鉄の場合は乗入れ車両の会社により違う。例えば半蔵門線の場合、東急・東京メトロは2号車しかないが、東武の車両は2号車と8号車である。実は小生がいつも乗るのが8号車のため、東武の車両が来た場合は困ると思っていたが、朝の通勤時は他の車両より、かえって空いていて涼しい。逆に9号車は10号車が女性専用車、8号車が弱冷房車のため、いつ見ても混んでいる。

他の私鉄だが、京王(含む井の頭線)は3号車、小田急は2号車、東急は線により編成が違うが、東横線は7か9号車、目黒線は4号車である。また、東京メトロの中でも編成の短い丸の内線と銀座線には設定がない。

因みに日本で最初に弱冷房車を導入したのは1984年に京阪電鉄が導入したものと言われている。昔、女性専用車に対して男性専用車の設定を求めた例があるが、同じように強冷房車があればいいなと思うのは小生だけであろうか?まあ、節電の世の中なかなか実現は難しいかもしれないが。