hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

妙見島探索(1)

2018-10-04 05:00:36 | 日記

唐突だが、東京都の島と言えば小笠原諸島、伊豆七島など数多くある。では東京23区の島というと佃島や夢の島などが思い浮かぶが、これらは全て埋め立てにより人工的に作った島である。例えば向島や霊岸島、月島なども江戸時代まで遡ると島であった。それならば23区に自然に作られた島はないのかというと実は1つだけある。島の名前は『妙見島』、場所は旧江戸川の真ん中にあり、旧江戸川の運んだ堆積物により作られた砂州である。

都営新宿線一之江駅で降りて都営バス葛西22、雷経由の葛西駅行きに乗る。バスは日中は30分に1本のため、調べて行った方がよい。


バスは今井を通り、旧江戸川沿いに走る。10分ほど乗って浦安橋というバス停で下車する。

すると目の前に旧江戸川に架けられた浦安橋があるが、この橋はこちら岸が東京都江戸川区東葛西、対岸が千葉県浦安市当代島、そしてその間に東京都江戸川区東葛西2ー17が妙見島なのである。

橋の真ん中が凹んでいて車で来るとこれを降りる。また、歩いた場合は橋の途中に急に分かれて降りる階段が現れ、これを降りると上陸できる。

階段の横にはなぜかラブホテル、隣が釣り船、しかし、工場関係者しかいない。車は廃棄物を積んだトラックか清掃車、天気が良ければかなり埃が舞うであろう。


右岸を歩く、東京都の護岸工事のプレートを発見、しかし、工場関係者、特にガードマン以外は人がいない。護岸工事はしっかりできていて堤防により川はあまり見えない。堤防のおかげで砂州であるこの島はかつて走る島とも言われていた面影はない。(以下、次回)