hokutoのきまぐれ散歩

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福々亭〜浦安橋ランチグルメ

2018-10-08 05:00:39 | グルメ

妙見島に行く前に腹ごしらえをしようと浦安橋バス停そばの『福々亭』という街の中華屋に寄る。実はこの店はタモリ倶楽部(OAは2011年10月14日)に出前として登場した店ということを後で知る。

店はこじんまりとした中華料理屋で『本場ちゃんぽん』と看板に書いてある。ちゃんぽん600円は安いなぁと頼んで見る。おじいさんとおばあさんが2人で切り盛り、さらにまだ出前もしているようだが、とにかく昼時は忙しい。客は付近の工場関係者が多く、殆どが常連。ちゃんぽんは人気があり、『大盛ちゃんぽん+半ライス』の声がよく聞こえる。

おばあさんはわき目もふらずに中華鍋を振って、私のちゃんぽんは5分ほどで出てきた。ラーメン鉢に入れたちゃんぽんにはたっぷりな野菜と生卵が1つ割ってある。

この卵を溶いて、さらに胡椒を振ろうとしたらすぐそばの扇風機のおかげで上手くかけることができない。さらに続けるが奥に座った人に胡椒を結果かけそうになり、諦める。

キャベツ、人参、玉ねぎ、もやしなどがたっぷり、豚肉、揚げボールとナルトのスライスなど具沢山。少し縮れているがちゃんとちゃんぽん麺が使われている。ただ、スープは豚骨は全く使われておらず、タンメン風。そういえばちゃんぽんにつきものであるイカやエビ、アサリなどは全く入っていない。というのはタモリ倶楽部の放送内で話していたが、ご主人は新潟県の出身で長崎とは縁もゆかりもない。なんで名物ちゃんぽんにしたのかもあまり訳はないようだ。まあ、タンメンの麺がちゃんぽんと考えればいい。味は少し濃いめだが、量は多く、これを大盛にして、さらに半ライスとは驚きである。ラーメンが400円、チャーハン・焼きそばが500円と都内とは思えない安さ。

口コミの中には味が悪いように書いている人もいたが、私の味覚ではそんなに捨てたものではない。よく働くおばあさんとややぼんやりして出前を担当するおじいさん、そのやり取りを聞いているだけで楽しくなる店である。朝顔の花に押しつぶされそうに見えるが、店内は小綺麗にしていた。ご馳走さまでした。

福々亭
江戸川区東葛西3ー10ー11
0336872348