hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

あさだ〜八丁堀ランチグルメ

2018-10-27 05:00:09 | グルメ

八丁堀駅でランチを取ろうとしたのが12時40分、駅を上がり鍛冶橋通りの反対側に古い蕎麦屋を発見した。

外にある品書きがでているが値段はごく普通の価格、ただし、『品書き』とか『メニュー』とあるところが、『お伺い』とある。店の名前は『あさだ』、気になって入店。テーブルは7、8あるが、4人席も2人席も殆どがお一人様。

それも殆どが高齢の紳士ばかり、新たに入ってきた若者が『天もり、貝柱で』というと店の女性がすまなそうに『今日は海老だけになっちゃったんです。』すると若者は少し残念そうに『それで結構、大盛に』と話す。私にもお冷やを持ってきてくれたのでたぬきそば(600円)をお願いする。

店は狭く、奥にはご主人が蕎麦を作り、お嫁さんだろうか、若いホール担当の女性が愛想よく応対する。見ていると常連が多く、あの人はお蕎麦少なめ、別な人はつけダレ多目などと好みを伝えている。また、お客は食べ終わればすぐ帰り、相席しやすいように蕎麦の丼は手前に置く、不思議な空間である。

たぬき蕎麦は5分ほどで到着、まずは蕎麦か茶そば、あまり香りは強くないが少し香る。量は立ち食いなどに比べると多目、これはよく蕎麦屋にあるセットがはないからかもしれない。三つ葉とちくわも入っている。

たぬき蕎麦の揚げ玉は揚げたての天ぷら同様、カリッとしていて中々ふやけてこない。蕎麦はやや太いがコシもある。さらにそばつゆは鯖節と鰹節がよく香り、東京らしくやや濃い目。揚げ玉の香りがそばつゆに浸り初めて味がまろやかになる。

隣の若者は大きめの蕎麦ちょこに天ぷらが浸したものが登場、蕎麦をこれに浸して食べるのだが、ツユも温めてある。蕎麦を一箸取ってうまくすするがこれも美味そう。他にはカレー蕎麦が人気があるようだ。調べると創業は明治15年、100年以上暖簾を守ってきているのだ。

あさだ
中央区八丁堀3ー21ー6
0335515284