hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

呑魚之舟〜人形町ランチグルメ

2018-10-25 05:00:35 | グルメ

『呑舟の魚は枝流に泳がず』という故事成語があるが、これは大物は小事にかかわらないという例えを言う。ここから名前を取ったのかは分からないが、人形町に『呑舟の魚』という居酒屋がある。夜は行ったことがないが、ランチは中々お手頃で腹一杯になる。

場所は甘酒横丁の隣の筋、すき焼き定食の『大市』、鯛ごはんの『きてれつ』の先にある。今までたどり着けなかったのはこれだけの名ランチもあるからである。入口には大きな魚の提灯があるのですぐにわかる。

今日のランチは①鯖の味噌煮、②鰯の梅煮、③アジフライ、④カキフライであるが、今回はアジフライをチョイス。

1階カウンターのみだが、2階・3階もあり、2階に案内される。2人席に座り、注文すると5分程度で到着。大きなアジフライにたっぷりのタルタルソース、小鉢がジャガイモの煮っころがし、味噌汁はエビの味噌汁、さらに刺身(ハマチ、アジ、白身)も付いてきて白飯の上には明太子、これで980円(ごはん食べ放題)である。

まずはアジフライ、やけどするくらいアツアツ、これを箸で小さく切って一口、みはフワフワ、周りはカリッとしていて美味い。刺身も新鮮そのもの。こんな刺身の小鉢がつくのが人形町流。他では中々お目にかかれない。

味噌汁もエビの出汁がよく効いていてやや甘めの味噌との相性抜群。箸休めのジャガイモも新ジャガを半分サイズにしてあり、薄甘い。

向かいの席のおじさんはごはんわをおかわりするが、一杯でも食べすぎである。これだけおかずが付くと嬉しい。

店はあっという間に2階は満員。帰る頃には3階も、ランチ激戦区でもいい勝負をするには大変である。ご馳走さまでさした。

呑舟の魚(どんしゅうのさかな)
中央区人形町2ー18ー6
0362649022