hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

コロナ後の浅草散策

2020-09-01 05:00:00 | 日記
夏休み最終日(と言っても3日だけど)らコロナ禍となってから中々行けなかった浅草寺に急にお参りしたくなった。しかし、まだ暑い日が続くため、クーラーの効いた部屋でうだうだ、ようやく家を出たのは午後3時半、途上の地下鉄の中で浅草寺の入口は5時に閉まることを思い出す。何とか浅草駅に4時35分に到着したため、雷門に急ぐ。

浅草は久しぶりだが、とにかく人が少なく、雷門あたりは人力車の車夫ばかり目立つ。さらに雷門をくぐって仲見世を歩くが時間が遅いからか、歩く人がいないだけでなく、店も半分は閉まっていて仲見世の入口から宝蔵門の『小舟町』の字がはっきりと見える。



本堂前は敷石の工事中でやや大回りするが、それでも何とか4時45分に本堂に到着、普段ならとても到着していないハズである。賽銭箱の周りには誰もいない。空いていていいがあまりに寂しい。それでも観音様にコロナ退散を長い間お祈りした。



本堂を出て、二天門の方に歩くが、この辺りには色々な石碑がある。正観世音菩薩碑、喜劇人の碑、映画弁士碑、曾我廼家五九郎の碑、浅草観光の碑など多数あるが、古い碑は何が書いてあるのかもわからないほどである。



二天門をくぐるとかつては雷おこしの店があったはずなのだが、いつのまにかセブンイレブンになっていた。その隣は木馬座という大衆演劇。ここには人だかり、人気があるようである。



比較的最近オープンした『まるごとニッポン』という全国の名産品を売るビルに入る。開業当初に来たことはあったが、インバウンドの減少のせいもあり、ガラガラ。2階は職人技を見せるエリア、3階は全国名産品販売コーナーもテナントが減ってしまっていた。

僅かな期間で観光地が大きく変わっていることは色々な報道では知っていたが、インバウンドと地方からの観光客、さらに高齢者がいなくなると浅草はこんなに静かになるのかと驚き、コロナが収束することを祈らずにはいられなかった。

背後にはスカイツリー、風景は変わらないが、大きく変わってしまった浅草の黄昏は寂しかった。