hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

守られていないルールを見逃すことは是なのだろうか?

2020-09-13 05:00:00 | 日記
最近の疑問、普段あまり疑問にも思わなかったことが、コロナ禍と猛暑でストレスの中で、気になってきたことが多い。いい意味でも悪い意味でも日本人は寛容と言われるが、定められたルール、つまり社会のタブーが守られていないことがあまりに目につくからである。

『歩きスマホはやめよう』『電車の中では大声で話さない』『密になりそうな場所では感染予防のためにマスクをする』『道路や公共の場ではタバコは吸わない』『海水浴場が開設されていない海岸では泳がない』『コロナ感染防止のために一定の時間を過ぎたら酒の提供をしない』実はこのいずれもが守られていない。それぞれに色々な事情はあるだろうが国や自治体がいくら大きな声を上げても守られていないのである。

さらに不思議なことにタバコのルールが健康増進法で定められていることを除き、法律では規制されていないのである。遊泳禁止も河川法などに禁じる規定はなく、地下鉄に乗るたびに『歩きスマホ』はやめようと役所が言っていると唱えても全く守られることはない。通勤途上の渋谷駅通路では歩きスマホをしない方が少数派で、これに当たらないようスマホをしない方が避けるという不可思議がまかり通っている。

それならば法律を作り、罰則を決めて守らせないと守っている方がバカを見ると考えるのだが、こうしたルールを作り、実施することにはお上は妙に慎重となり、『日本人の良心』に期待するという曖昧かつ不確定なことを天下の総理大臣までが吹聴してまわる。さらに海水浴場で子供が溺れることをさも自治体や地元民が悪いかのごとくマスコミは報道する。



ここまで酷いならもう良心など捨ててみるのも面白いのではないか、とさえ考える日々である。やはり日本の国際化など有り得ないのかもしれない、というのはこの曖昧さは外国人には決して理解されないからである。