hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

駒形どぜう〜浅草グルメ

2020-09-02 05:00:00 | グルメ
浅草に来たからには行きたい店はたくさんあるが、今回は『駒形どぜう』にお邪魔した。店は雷門からは5分ほど、駒形橋からすぐのところにある老舗である。

店に入ると昔は下足番がいて履き物と下足札を交換してくれたものだが、小規模にしているからなのか若い女性店員が預かってくれる。大きな杉板に火床を置いてくれる。通常は一列に10人以上が並んで座っていたはずだが、今はソーシャルディスタンスを意識して、2〜3組程度しかおらずガラガラである。


ビールで乾杯すると火床が到着、最初は『裂き鍋(開いたどじょう)』から。いつもはネギが木でできた箱に入っているが、使い回ししない様に皿にネギが乗る。ネギをどじょうの上に載せ、鍋がぐつぐついってきたらネギと共にどじょうを食べる。

久しぶりだが、やはりどじょうは美味い。因みに『どぜう』なのは4文字がいけないから3文字にしたと昔聞いた気がする。

2皿目は『丸(どじょうをそのまま酒で煮込んだもの)』にする。酒はます酒にするが、これが鍋には良く合う。どじょうを頭から食べるのだが、これが全く骨など気にならない。



しかも『裂き』はせいぜい10匹程度だが、『丸』は20匹以上入っている。真夏ながら前に炭を炊いて、どじょうを食べるのは精がつく。



この辺りで鯉のあらいが登場。氷で冷やした鯉の刺身は酢味噌でいただく。ひんやりとした身がこれまたます酒によく合う。



気がつくと丸鍋をさらに1皿、ます酒を1升半、十分に堪能できました。なお、駒形どぜうは1階は炭火、2階はガスなのでじっくりと昔の風情を楽しむのはやはり1階に限ります。(但し、1階は4人程度までの様子)ご馳走さまでした。

駒形どぜう
台東区駒形1ー7ー12
0338424001