コロナ禍も収束が見えない中、ようやく取った夏休みも行くところもすることも無い状態だったが、リフレッシュも兼ねてほぼ都内のみの日帰りのドライブに出掛けた。目指すは青梅市にある塩船観音寺、なぜここかは理由もないが、盛夏は花もなく人が少ないだろうと思われたこと、御本尊の十一面観世音へのお参りに出掛けた。
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我が家からは調布ICから中央自動車道に乗り、さらに圏央道青梅ICを降りて少し走るコース。稲城あたりまでは少し渋滞したが、後はスムーズに走る。11時に到着したが、門前には大きな無料駐車場には殆ど車もいない状態。駐車場からすぐのところに茅葺の山門、塩船観音寺の石碑がある。
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塩船観音寺の縁起は7世紀中頃に若狭国の八百比丘尼が千手観音を寺に安置したことと言われている。また、『塩船』の名前は周囲の地形が丘に囲まれ、舟の形に似ている、仏様が衆生を救おうとする大きな願いの船である『弘誓の舟』になぞらえてつけたと言われている。
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山門を入ってすぐの銅葺の建物が阿弥陀堂、中には阿弥陀如来像、勢至菩薩・観音菩薩像の三尊が祀られている。(建物は国重要文化財)
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境内参道の両側には夫婦杉があり、蝉が盛んに鳴いている。少し登ると茅葺の薬師如来像が安置された薬師堂。細長い像は藤原仏と言われている。
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そのお隣には弘法大師と薬師如来の石像が仲良く並ぶ祠もある。しかし、参詣の人も誰もおらず静かにお参りをする。(以下次回)
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