hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

宿場町を歩く〜幸手宿④

2022-08-22 05:00:00 | 宿場町
『宿場町を歩く』その14。幸手宿④、日光街道を歩くと道が右に曲がっていて大きな灯籠がある。突き当たりには、正福寺。僧侶の修学機関である談林所が置かれ、多くの修行僧が学んだ。今は建物も新しくなっている。



境内には日光道中と刻まれた大きな道標があり、権現堂河岸と日光街道を示している。



さらに奥には義賑窮餓之碑、天明の飢饉の際に幸手宿の商人がこの地で粥を振る舞ったことを記念した碑である。



寺の向かい側には幸手一里塚跡。日本橋から12里の一里塚だが、後に作られた碑のみがある。ただ、この辺りまでが幸手宿だったようだ。



ここから権現堂桜堤に向かう。歩いてではとても行けないが、今日は自転車に乗っているため、何とかなる。内国府間の交差点を右に曲がり、道なりにいくと桜堤の下に出る。堤を登ると左側には沢山の紫陽花が植えられていた。



さらに茶屋の隣を通り、先に行くと河川敷には大量のヒマワリが植えられていて壮観。全ての花が同じように川を向いているため、手前側は全ての後ろしか見えない。

やむなく反対側まで歩くとヒマワリの花を眺める事ができた。



河川敷には山羊が飼われていて親子連れが散歩をしていた。並木は今は緑の葉でいっぱいだが、春には1000本を超える桜が花をつけるとのことである。

さらに川まで行くと水門や特徴のある橋なども見る事ができる。涼しければゆっくり眺めたい風景である。