hokutoのきまぐれ散歩

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都電スタンプ⑤

2023-06-24 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その211。都電スタンプ逍遥⑤、東池袋四丁目の電停を出ると次は『都電雑司ヶ谷』に停車する。



目の前が雑司ヶ谷霊園でかつて友人の下宿がこのそばにあったが、泊まりに来て蚊に悩まされたことを思い出した。ちなみに大江戸線開通までは『雑司ヶ谷』という駅名であった。

スタンプは旧宣教師館、雑司ヶ谷霊園を越えたあたりにある明治40年に作られた洋館、豊島区では最も古い洋館である。



『鬼子母神前』の電停からは鬼子母神はすぐ横に参道の入り口がある。鬼子母神は元々は母親でありながら他の人の子供を食べてしまう女性だったが、お釈迦さまに諌められ、過ちを悟り、安産と子育ての神様になったものだが、雑司ヶ谷に祀られている鬼子母神像は菩薩の形をされている。このため、鬼子母神の『鬼』にはツノがない。



参道の入口やお堂の入口の字には確かにツノのない字が使われている。ただ、駅名表示板やスタンプにはツノがある字が用いられている。

『学習院下』電停に向かう電車は途中から完全な専用軌道となり、目白通りの鉄橋の下を走る。この辺りの風景は都電マニアでは有名な撮影ポイントである。



肝心な学習院は目白通りを渡り、千登世橋を登ったあたりにあるため、学習院下という名前は的確な名前である。

スタンプは金乗院目白不動、江戸五不動尊の一つで目白の由来となったものである。



『面影橋』電停は学習院下から左に曲がってすぐのところにある。目の前に神田川に架かる面影橋がある。この辺りは太田道灌の逸話である山吹の里の地とされ、別名姿見の橋とも言われている。


面影橋のスタンプは近くにある甘泉園公園が描かれている。元は徳川御三卿(清水、一橋、田安)のうち清水家の下屋敷があったところで回遊型庭園が残されている。



そして終点が『早稲田電停』、新目白通りに唐突にある。かつては39系統厩橋行きに接続していた。地下鉄早稲田駅からは少し距離がある。また、初めて来るとここから大学までに行くのもややわかりにくい。

スタンプはもちろん早稲田大学大隈講堂が描かれている。取り敢えず小台〜早稲田のスタンプは完集した。残る三ノ輪橋〜宮ノ前は改めてチャレンジしたい。
ちなみにこの日は雨も強くなり、再び都電に乗って大塚駅から帰りました。