hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

東京メトロ全駅スタンプラリー〜南北線③

2023-06-02 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その205。東京メトロ全駅スタンプラリー〜南北線③、今回は溜池山王駅から目黒駅を目指す。溜池山王駅は銀座線で既に押印済、直ぐ近くにある日枝神社がデザインされている。

六本木1丁目駅は六本木西地区市街地開発事業の真ん中に駅ができたため、最初は不便な駅で出口を間違えると目的地に着けない構造であった。今も泉ガーデン、ホテルオークラ、住友不動産六本木グランドタワーなどビルが林立している。ポスターは赤坂寄りの3番出口近くに貼ってある。



スタンプの意匠は泉ガーデンタワーのビルであった。

麻布十番駅は都営大江戸線との乗換駅、私の学生時代には麻布十番には面白い店があるが、バスしか交通手段がなく、陸の孤島と言われていた。



2000年9月に南北線、12月に都営大江戸線が開通、一気に便利になった。因みに乗換は地上に一旦出ないとできない構造となっている。

スタンプは麻布十番商店街、名物のかりんとう、鯛焼き、ハセガワ酒店など面白い物が数多く揃う商店街である。麻布十番という地名は意外に新しく1962年に麻布地区の町名再編に伴い麻布網代町など9町が麻布十番1〜3丁目となった。麻布十番の由来は江戸時代に徳川綱吉が白金に別邸を建てる際、川の改修を行なったが、それを行った人足が十番目の組だったからと言われている。



白金高輪駅は都営三田線の乗り換え駅となっている。駅を降りると駅事務室を探すが、コンコースが広くて些か手間取る。
スタンプは覚林寺、一般的には清正公前と言った方が有名である。

清正公(せいしょうこう)とは加藤清正のことであり、清正公の位牌や像が祀られていることからこの名で呼ばれる。



白金台駅も都営三田線との重複区間に位置する。駅近くには明治学院や八芳園、白金自然教育園、都庭園美術館など文化の香り高い施設が多くある。

駅を降りると目黒駅と白金台駅のポスターが並べて貼ってあり、ここで南北線のスタンプは完結した。

白金台駅のスタンプには都庭園美術館が描かれている。旧朝香宮邸で一時は西武鉄道が保有し、白金プリンス迎賓館として使われたこともある。私は行ったことがないがアール・ヌーヴォー様式を取り入れた素晴らしい洋館とのことである。

目黒駅は『目黒のさんま祭り』で焼かれた秋刀魚がデザインされていた。最後に目黒駅まで行って南北線も終了。めでたく全線踏破をすることができた。