日本橋の昭和通り沿い、地下に降りたところに『うすけぼー』というビアレストランがある。うスケボーの由来はUisqebaughiのことでケルト語で『いのちの水』、これが転じてWhisky(ウイスキー)になった。
元々はニッカウヰスキーが展開していたものでピークは10店舗ほど。青山や表参道、常盤橋などにも店舗があった。しかし、コロナ禍もあり、他企業に売却され、現在残っているのはここ日本橋昭和通店のみである。
店に到着したのは11時40分、まだまだ席は空いていて4人のボックスシートに2人で座る。ランチメニューを見るが、オススメが今ひとつだったので『チキン南蛮』(1050円)にした。ランチはやや高いが、スープとコーヒーなどの飲み物が自由に飲めるのでじっくりと話をするにはいい。
まずはスープのコーナーに行ってお冷やとスープ、アイスコーヒーを取って席に戻り、ゆったりと飲んでランチの到着を待つ。
ランチは比較的早めに到着、大振りの鶏肉が6つ、たっぷりタルタルソース。トマトや千切りキャベツも添えてある。
鶏はカラリと揚がっていて甘めのソース、タルタルソースで食は進む。量もたっぷりあり、お腹もいっぱいになる。
食後はホットコーヒーを飲みながら仕事の話をするが、まわりと隔絶されていてビジネスランチにはもってこい。シートもふかふか、インテリアも落ち着いている。
1時間ほど滞在したが、追い返されることもなく、コーヒーもおかわりしてしまう。ランチ後に喫茶店を見つけてコーヒーを飲むよりは効率的である。最後の1店舗となってしまったのが実に勿体無い。ご馳走さまでした。
うすけぼー
中央区日本橋3ー13ー11
05054861560