hokutoのきまぐれ散歩

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オールスター阪神独占でいいのだろうか〜阪神ファンの戯言

2023-06-14 05:00:00 | 阪神タイガース
プロ野球のセパ交流戦も残すところ2カード、我が阪神タイガースは現在5勝6敗1分。ようやく甲子園に戻ってはきたが、残りのカードはオリックス、ソフトバンクと難敵揃いである。

今までの戦歴を見るとロッテには佐々木朗希に才木が投げ勝った試合など好調だったが、西武・楽天・日本ハムはいずれも初戦を落とし、負け越しとなった。確かに大阪から仙台、仙台から札幌と移動日なしの9連戦は選手も疲れるし、さらに6月は先発投手が疲れ始める時期だが、この点は他球団も同じであまり言い訳にはならない。昨年はラスト6試合を全勝で行ったのだが、今年はどうなるのであろう。



ところで今年のオールスター戦の中間投票結果が6月12日に発表された。7月19日にナゴヤ球場、20日にマツダスタジアムで行われるのだが、特にセリーグは偏った結果になりつつある。

今までに23百万票が投票されているが、12日の中間投票の状況を見て驚いた。投手(先発、中継ぎ、抑え)の3部門を含めて11のポジションのうち9までが阪神の選手(村上、岩崎、湯浅、大山、中野、佐藤輝明、木浪、近本、ノイジー)。

阪神でないのは捕手(巨人・大城223百票、阪神・梅野220百票)だが、これも僅差。外野の3つは(阪神・近本526百票、広島・秋山412百票、阪神・ノイジー310百票、阪神・森下222百票)と阪神2、広島1となりそうである。

一方、パリーグは12のポジションに対し、昨年優勝のオリックス6(山崎颯、平野、森、頓宮、杉本、宗)、ソフトバンク2(近藤、柳田)、西武2(外崎、源田)、ロッテ1(佐々木朗)、日ハム1(松本剛)とまあばらけていて楽天以外からは選出されている。

翻って実績から行けばセの三塁手は佐藤輝明より宮崎(DB)だろうし、抑え投手は湯浅よりR.マルティネス(D)であろう。
阪神ファンが熱心に投票するのは分かるが、贔屓の引き倒しにならないようにして欲しい。オールスター期間はせっかくリセットができる期間であり、レギュラーで出ていない選手にまで投票するのことには私は疑問を持つ。まあ、昨年も6人(岩崎、スアレス、梅野、マルテ、中野、佐藤輝明、近本)とファン投票で選ばれてはいるのだが。

一方で、まだ実力が発揮できていないのかも知れないが開催地球団である中日からは選ばれていない。さらにファン投票2位の選手すら1人もいないのはあまりに寂しい気もする。中日ファンも是非積極的に投票したらいいのでは。
今年と同様に2003年は先発投手以外全て阪神の選手が選ばれたこともある。さらにヤクルトの川崎投手が辞退したので2位の井川が選ばれ、9つのポジションが阪神の選手で埋め尽くされたこともあった。(ただ、その際も中継ぎは中日・岩瀬選手、抑えはヤクルト・高津選手が選ばれている。もちろんこの年は阪神が星野監督で優勝した。)夢の祭典もオール阪神では面白くないと思うのは私だけだろうか。(脱稿・6月13日1800)