hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

やきやき三輪〜恵比寿グルメ

2023-06-15 05:00:00 | グルメ
2年ほど前まで広尾にあった『やきやき三輪』という鉄板焼きの店も店舗の老朽化で店を閉じてしまった。この店に初めてお邪魔したのは今から20年ほど前に新梅田シティ(大阪市、閉店済)にあったお店。いつ行っても必ず待たされる繁盛店であった。広尾店も東京で唯一残ったお店だったが、閉店してしまいあのお好み焼きソースが食べられなくなったかとガッカリした。

しかし、最近恵比寿に場所を移してしっかり営業を続けていることを知り、本日お邪魔したのである。場所は恵比寿駅から5分程度で到着する。余談だが毎月のように行く整体の治療院のすぐ向かいだったのには驚いた。

ただ、店の前の木が育ちすぎて見にくいので店の発見が遅れたことは間違いない。
店に入ると真ん中に厨房、それを囲むようにカウンター席が並んでいる。

カウンターの角の席に案内される。メニューは以前より増えているのか、なかなか見終わらない。取り敢えず生ビールを注文、さらにこの店の定番『きゅうりの一本漬け』も合わせてお願いする。



生ビールを一口、その後に胡瓜を酢漬けして一味を振りかけただけの料理をつまみに一口、これが美味い。特に変わった手を使っている訳でもないのだが、ビールによく合う。

焼き物はまず『豚バラのキムチ炒め』から頂く。豚バラを鉄板に並べて丁寧に焼いていく。これにキムチ、細かく切ったこんにゃくなどを合わせ、調味料を数種類。アルミ箔に乗せて目の前に。もちろん熱々だが、やや甘めのキムチと豚バラの相性がいい。ビールはあっという間に飲み終わる。

『グリルドオニオン(淡路島産)』、厚めにカットした玉ねぎをじっくりと鉄板で炒めたもの。時間がかなりかかるため、途中まで調理したものに仕上げして登場。
単に玉ねぎを炒めたものと言う勿れ。じっくりと時間をかけて甘みを出した玉ねぎは自然の甘さが出て、塩で頂くと驚く。もちろんポン酢で頂くのもいい。

2杯目はレモンサワー、甘めの蜂蜜入りにしてみる。相方は爽やかスダチサワー。ここで名物『黒毛和牛(100g)コロコロ焼き』の登場。若い頃は肉増しもしたが、いまはレギュラーで十分。野菜はもやし、ピーマン、にんじん、舞茸、玉ねぎ。さらに豆腐も2切れ付いて来る。

まずは黒毛和牛から。じゅわっと脂が感じられ、幸せな気分。ただ、もやしをはじめとする野菜が負けないほど美味い。

お好み焼きは悩んで豚玉に脂カスと牛すじを入れてもらうことに。ミックスではジャガイモがややボリューミー過ぎるからである。

タネをよく混ぜ、じっくりと時間をかけてお好み焼きを焼いてくれる。ソースを塗る際にマヨネーズとカツオ節をかけてもよいか聞かれ、もちろんイエスと答える。

目の前に移してくれ、手元のヘラで切り分けながら口に運ぶ。ふわふわの生地になんとも優しいソース。これだけツンと来ないソースはないと私は思っている。もちろん熱いのだが、ハフハフしながら食べ続ける。

酒はジンをシロップ漬けのフルーツで割ったソーダ。これで終わろうかと相方と話すが、やはりそばメシは食べたくなって店の人に聞くとハーフもありとの返事。もちろんお願いする。



そばメシも梅田の店で食べたのが私にとって最初。焼きそばと焼き飯の融合がこんなに美味いとは。この再現で最後まで感動できた。追いドロソースもいい。
ご馳走さまでした、また是非とも来たい店である。
やきやき三輪 恵比寿店
渋谷区恵比寿西1ー3ー13
0354223638