hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

都電スタンプ⑦

2023-07-17 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その217。都電スタンプ逍遥⑦終。荒川〇〇という停留所が続くが、次の『荒川七丁目』停留所まで私の足と電車とどちらが先に着くかを競走してみる。



電車は6分間隔、今出たばかりなのと並行する道路が左に曲がったところにあるため勝算ありと急ぐが、軌道のこの区間は信号がない一方で歩道には信号が2つ。これに引っかかったため、僅かながら都電の勝ちとなった。

スタンプは『区の花ツツジ』が意匠であった。



『町屋駅前』停留所では京成線と東京メトロ千代田線に乗換ができるため、多くの乗客が入れ替わる。ところで東京メトロ町屋駅の1階隣はパチンコ屋で地下通路から上がってくると駅直結となっている。大阪などでは珍しくはないが、東京メトロの駅で直接パチンコ屋に入れるのはこの駅くらいであろう。

スタンプは駅に近い町屋文化センターが描かれている。



『町屋ニ丁目』停留所はちょうどカーブのところにある。周囲は高層住宅と商店が建ち並んでいる。スタンプは満光寺という天台宗のお寺が描かれている。



『東尾久三丁目』停留所も高層住宅に囲まれた静かなところ。スタンプには交通公園がデザインされていた。





『熊野前』停留所は日暮里舎人ライナーとの乗換ができる。かなりの人が乗り降りをする。



今では橋ができているがかつて荒川には渡し船があったが、その熊野の渡しがスタンプには描かれている。



さらにあまり今では知られていないが、東京初空襲の案内板がすぐ近くにある。昭和17年4月18日正午過ぎに爆弾3個と焼夷弾1個を落とし10名の死亡者が出たのである。



そして最後の停留所は『宮ノ前』、停留所にある『宮』とは目の前にある尾久八幡神社の事である。



この神社は応神天皇を祭神とし、尾久周辺の総鎮守として信仰を集めてきた。最初の写メにあるように、小高くなっている本殿から見ると、鳥居の向こうに都電が見える風景を楽しむことができる。この宮ノ前電停でさくらトラムのスタンプラリーは完了ということになった。



長いような、短いような。駅間の短いさくらトラムを一駅ずつ、たまには歩いて巡る、しかし遅い電車にも抜かされてしまう、というのも楽しいものである。次はどの線に行こうか。