hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

久我山歳時記㉗〜大暑を迎えて

2023-07-25 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』㉗、前回は夏至になり、投稿したのだが、いつのまにか大暑(今年は7月23日)を過ぎていた。梅雨明けも終わり、『梅雨明け10日』の格言どおり、毎日35℃近い晴れの日が続いている。

とはいえ、あまり左足の調子が良くない上にこの暑さで中々散歩に行く勇気がない。こういう時は庭の植物を書いてみる。まずはモミジアオイ、普段の年は8月上旬にしか花がつかないが、今年は成長するのが早く、もう高い方は2m近くある。初めて花を付けたのが7月19日だから10日以上早い。



(咲いた翌日)

モミジアオイは宿根草で大きめの鉢に植え、秋になると地上部を切って翌年に備える。すると5月くらいに緑の若芽が出てきて、梅雨の間に育つ。花は真紅、かなり大きな5弁の花が咲く。1日花で翌日には萎んでしまうが、蕾がたくさん付いていて次々と咲く。



名前の由来は葉がモミジのような切れ込みがあり、花はアオイ科のため、これを組み合わせた。ハイビスカスによく似ているため、沼ハイビスカスの一名もある。

(ご近所のモミジアオイ、3年前)


(モミジアオイの発芽)

背が高く、花も大きいためよく目立つのだが、元々は通勤路に咲いていた花から種がこぼれ落ちたのを私が拾ってきて、翌春に種を蒔いて育てたもの。




花ではないが、鮮やかなオレンジ色の実をたくさん付けているのはタマサンゴ。ナス科の低木である。これも我が家のそばのお宅の塀の外に自生、種が溢れて舗装道路の割れ目から芽を出したものを拾ってきて、庭に植えたもの。

(ご近所のタマサンゴ)

やや日陰に植えたからか、中々大きくならず、もちろん実は付かなかったが、ついに昨年白い小さな花が咲き、緑色の実をつけた。しかし、残念ながら熟さなかった。
今年は4月に白い小さな花がたくさん付き、緑色の実がなった。これが、熟するごとに黄色、オレンジと色を変えて、現在はオレンジ色の実をたわわに実らせている。

アサガオもわざわざ蒔いた訳ではなく、飛んできた種が花を付け、毎日楽しませてくれた。せっかくなので種を取り、封筒の中に入れたものを10粒だけ植木鉢に植えたらほぼ全部が発芽、やむなく3つの鉢に植え替えて成長を見ているところ。
(昨年の花)


花はまだ咲いていないのでわからないが、種を取った花は白地に青色が混ざったものか、赤紫色のものがいずれかである。どんな花が咲くのかを楽しみにしているところ。

ご近所のアサガオを開花しているが、やや日陰ということもあり、じっくりと待っている段階である。今、庭を楽しませてくれている植物だが、1つも買ってきたものが無いという共通点がある。