hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

麻布十番付近の坂道④

2024-03-26 05:00:00 | 坂道
 『東京の坂、日本の坂』その202。麻布十番付近の坂④。くの字に曲がった潮見坂を降り切り、次の道を左に曲がると目の前に坂道が現れる。



これが『於多福坂』、面白い名前で初めはきつい上り坂、これが一旦緩くなり、再び先に行くときつい上り坂となる。これが於多福のお面のようだからと付けられた名前とのこと。




於多福のお面が急角度の上り、緩斜面、また急角度のの上りがどこを指すのかはあまりうまく想像できないが、参考までに図を描いて考えてみた。

坂の上まで上り右に曲がる。高速道路の並行してある坂が『永坂』。更科そばで有名な永坂更科の工場がある。麻布通りからそのままっすぐに麻布台に向かって坂は伸びる。



名前の由来は案内板によると『麻布台から麻布十番に下る長い坂だったために(この名前が)ついたと言われている。長坂氏がそばに住んでいたとも言われているが、確証は得られていない。』案内板は坂の上と坂の下の2ヶ所にある。



永坂を下り、新一の橋交差点に向かう。向かい側に渡り右に曲がると通りから何本も坂が下っている。

神座というラーメン屋の手前左に行く短い坂が『すべり坂』、今は勾配が緩く、あまりすべりそうもない。

次の道が『あひる坂』、ちょうど鳥居坂の延長線にある。麻布付近には狸坂、狐坂、いたち坂など動物の名前がついた坂道が多い。この坂もその一つだが、由来はよくわからない。(以下、次回)