箱崎エアシティーターミナルは通常私が使う水天宮前駅出口とは反対側、錦糸町寄りの出口から緩い上りの歩く歩道を使って行くと便利である。しかし、あまり行くチャンスがなかった。東京メトロ半蔵門線水天宮前駅に戻ってきたのが、ちょうど昼時だったので反対側に上がって見ることにした。
エアシティーターミナルの中にもレストランはあるが、大通りの反対側に小綺麗なうどん屋さん『どんどん』を発見した。歩道橋を降りたところに店はある。丸亀製麺とよく似たシステムで最初にうどんを頼み、そのあと天ぷらやおにぎりなどを追加して最後にお代を支払う。
12時を過ぎていたため、結構混雑してはいるが、後ろに並んでかけうどん(中)を注文。前の人は(大)だったが、丼そのものの大きさが違う。天ぷらは色々あるが、ちくわの磯辺揚げ(140円)とコロッケ(140円)を付けて630円、まずまずである。うどん屋でコロッケをたのむのは初めての挑戦である。
青ネギは取り放題ではないが、別盛りにたっぷりついて来るのは嬉しい。席に付いてまずはツユから。やや濃い目の味付けながら魚介の出汁がよく出ていて深みがある。
どんどんは1972年山口県萩市発祥のうどん店だが、東京にはこの店1つしかなく、殆どが山口県を中心とした中国地方に展開している。うどんは讃岐うどんほどコシが強くなく、太さもやや細目、喉越しがいい。
まずはコロッケをツユに浸しいただく。芋中心のコロッケは甘みもあり、かと言って天ぷらのようにすぐツユを吸う訳でもない。これを少しずつ崩しながらいただくが、うどんにはよく合う。大きいから食べがいもある。さらにちくわの磯辺揚げはちくわの天ぷらより20円高いだけあり、磯の香りがしてこれも中々。
先日のトンカツそばに続き、コロッケうどんも相性はいい。店は大繁盛、山口県出身者が来たらさぞ喜ぶであろう。ご馳走さまでした。
どんどん
中央区日本橋箱崎町22ー1
0358474306
中央区日本橋箱崎町22ー1
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