中央区役所に立ち寄り、仕事の最中にランチタイムが到来。このところの暑さで胃も疲れているのか蕎麦屋に行こうと店を探す。都営地下鉄浅草線宝町駅と日比谷線八丁堀駅のちょうど中間地点あたりだが、お店が中々見つからない。
かなり八丁堀駅に近いところに『更科丸屋』を発見。探してみると同名の店は東京に京橋、東日本橋、九段下、芝公園など沢山ある。かなり歴史のあるお店で早速中へ、入口近くには大女将だろうかお婆さんが座ってじっと入口を見ている。
店内は4組ほど、常連の人が多いようで店の人と談笑したり。メニューを見て『冷たいそば』『温かい付け汁』『天ぷら』『その他』と分かれている。冷たい蕎麦はつけ汁も冷たく、温かい付け汁は室町砂場の天ざる・天もりのスタイル。天ぷらは普通の店の天ざるのイメージのようである。小海老天が入るようなので『天せいろ』(1400円)をお願いする。
天ぷらを揚げている様子で少し待たされ蕎麦は到着。予想通り温かい付け汁に小海老天が4尾程度入り、他にネギが浮いている。併せてせいろが一枚。七味を少々振ってまずは蕎麦から頂く。
予想は室町砂場のような濃い目のツユだったが、それほどは辛口ではない。どちらかというと出汁がよく効いている。白っぽく細い更科蕎麦をじっくり付けて頂くとちょうど良い。
小海老天もいい感じにツユを吸っていて味もいい。ちゃんと振りネギも付いていて併せて頂く。中々美味い蕎麦である。最後は蕎麦湯を足して飲むが、味がいい。
他にも普通の蕎麦屋のような丼もの、そのセットもあり、常連さんにはカツ丼セットが人気。一方で季節の天ざるとして『アナゴ天・半分』『稚鮎1本』『夏野菜天』が1600円というお楽しみメニューもある。
蕎麦前を頂き、銚子を1本空けて、最後に蕎麦をたぐるなども出来そうなお店であった。ご馳走さまでした。
更科丸屋
中央区新富1ー11ー3
0335528320
中央区新富1ー11ー3
0335528320